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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/12/28
- 出版社: KADOKAWA
- サイズ:19cm/462p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-109178-4
読割 50
紙の本
スカイ・ジャンキー 奴隷皇子と空駆ける王 (Ruby collection)
著者 はみしろ (著)
不幸な出自ゆえに、皇子でありながら愛玩奴隷のように扱われてきたヒスイは、ある時突然、遥か西にある小国ディーゼリアの王の許へ皇女として嫁ぐことに。しかし、過酷な旅路の果てに...
スカイ・ジャンキー 奴隷皇子と空駆ける王 (Ruby collection)
スカイ・ジャンキー 奴隷皇子と空駆ける王【電子特別版】
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商品説明
不幸な出自ゆえに、皇子でありながら愛玩奴隷のように扱われてきたヒスイは、ある時突然、遥か西にある小国ディーゼリアの王の許へ皇女として嫁ぐことに。しかし、過酷な旅路の果てに辿り付いた先は、想像を遥かに超える科学力と数多の海外領土を有する世界最大の強国だった。自由闊達な若き国王ヴィクターは、ヒスイの性別も過去も全て受け入れ、共に新たな人生を歩もうとしてくれて…。【商品解説】
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電子書籍
幼少時に交わした約束を果たす物語
2020/10/25 10:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
★架空の国の皇子と王子が、子供の時に交わした約束を果たす物語。
主人公は、龍弦帝国皇弟、輝夜宮 翡翠・・カグヤ姫?
婚約者は、ディーゼリア国の国王 ヴィクター・アレク・クリスフォード
★メーヴェと似た乗り物が、タイトルの「スカイジャンキー」
著者は、ナロウ出身の小説家。ナロウ系って、長いタイトルが多くて、内容と微妙にずれがある。→それとも、著者の推しは「月下の約束」じゃなくて「飛行船」だったのかな?
ナロウサイトで公開中の内容に、商用版は、挿絵、加筆、書き下ろしが追加されています。
★風の谷のナウシカのメーベと似た乗り物や場面があったり、地下の貧民窟が九龍城と似ていて面白かった。
長篇を、三分割した方が良いんじゃないかと思った。せめて上下2冊にしたら、バックに入れて外で読めるのに。電子版の中文字で700頁ほどだから、紙版なら厚み3センチほどで、自宅で読むしかない厚み。HONTでセール価格+クーポン割引になっていなかったら、買わなかったと思う。
---粗筋
翡翠は、双子の兄=帝の霊威を守るため、国の奴隷となり死ぬ日を待たれていた。
ある日、皇弟の翡翠に帝(兄)から「皇女として嫁す勅命」を受ける。
身支度もなく、汚れたままほぼ食断ちで牛車に乗る「死人の嫁入り」、国外に出るまで「翡翠の死」を期待する帝国。
嫁ぎ先の西の果てのディーゼリア国に到着したときは、瀕死の状態。
介抱され、国外に出て1年間、色々な体験をして、人らしくなっていく翡翠。
---
皇子が皇女として嫁ぐ理由は、最終章の辺りに有ります。
「龍の国、弦月つきの都の最奥部。花咲き乱れる宮の、桃源郷の双子」
龍弦語で詩をヴィクターが口にすると、ヒスイは思い出します。
龍弦皇族の装束の七つくらいの幼い双子と、旅人の赤い髪の少年。
双子と交わす、死を待つ制度から双子の片割れを救う約束。
---
幻影の「モノシリ」と名付けた翡翠の自我の分身(陰陽道でいう式神)を作ることで、悲惨な凌辱による自我の崩壊を防いでいた。幸せになって、話し相手の夫が出来た時、自我の統合を行い、モノシリは、見守るだけで姿を現さなくなります。
盛り上がりが乏しく感じるのは、「モノシリの台詞」がネタバレで、展開が簡単に読めてしまう構成だからかも。
電子書籍
「君を幸せにされてくれ」本文より。
2020/10/23 10:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
作品の冒頭から受けが瀕死の状態になっていますが、安心してください!あとがきにありますように「行動派×行動派のカップルが色んな人を巻き込んで冒険」までしていますから!
ネタバレがあります。
大陸の西にあるディーゼリア王国の王攻め、大陸の東にある龍弦帝国の奴隷皇子受け、両視点、ときどき第三者視点。
不幸な生い立ちのため皇子でありながら奴隷のように扱われていた受けはある日、西にあるディーゼリア王国に皇女として嫁ぐよう兄帝から勅命が下ります。急な婚姻の理由を知らされないまま、受けは瀕死の状態で嫁ぎ先である王国の使節に引き渡され・・・
自国で奴隷皇子として悲惨な境遇にいた受けがとある理由で攻めの国に嫁ぎ、健やかにそして強く賢く成長し、やがては幸せになるお話です。
なぜ受けは攻めの国へ嫁ぐのか、なぜ受けは奴隷皇子になったのか、なぜ攻めは受けを助けたのか。受けの見聞が広がるにつれてその謎と理由が明らかになるので、それは読んでからのお楽しみ〜。
国王である攻めと奴隷皇子の受け、二人は立場上しがらみや制約があって「不自由」です。だからこそ機械で大空を駆けるシーンは「自由」を際立たせ、それが作品のタイトル「スカイ・ジャンキー(飛行狂)」になったのかもしれません。面白かったです。
ただディーゼリア王国と龍弦帝国はそれぞれどうなるのか、『貢ぎ物』とは何だったのか、メリルの血筋のことやブラッドとの仲など気になりました。
そしてこの作品に限らずラノベあるあるで、異世界ものに当世界の名詞を使う問題。個人的には「サンドイッチ」や「アップルパイ」はギリセーフでも、副詞として「バリバリ」の使い方や「マグロ」的なネタは微妙かなぁ。「コート」と「外套」の使い分けとか。これは個人の許容範囲問題になるので難しいですね。
電子書籍
消化不良
2023/01/26 16:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
長編の割に受けの謎の多い祖国や双子の兄について、攻めの国の著しい貧富の差など気になるところまで語られていなくてちょっと残念。
受けの奴隷としての仕打ちが衝撃的過ぎて、いくら幼い頃の約束があろうとあっさり受け入れた攻めに違和感を覚えてしまう。
色々設定を詰め込み過ぎかも、興味深いキャラが多いのでもったいないと思う。