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  • 発売日:2015/01/02
  • 出版社: ポプラ社
  • サイズ:172ページ
  • ISBN:978-4-591-11886-3

紙の本

秋 (百年文庫)

著者 志賀 直哉 (著),正岡 容 (著),里見 弴 (著)

秋 (百年文庫)

税込 825 7pt

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みんなのレビュー17件

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評価内訳

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紙の本

秋はやっぱり読書でしょ

2011/10/16 20:06

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 芥川龍之介の短編に「秋」という作品がある。その内容はほとんど忘れているのだが、何故か物語の最後に主人公の女性が「秋―」とつぶやくシーンがあったことだけを覚えている。今度読み返してみて確かにその場面があった。
 秋、とはそんなつぶやきのような感じが似合う。
 「百年文庫」第4巻は「秋」というタイトルで、芥川作品以上に秋らしい作品が3篇収められている。
 志賀直哉の『流行感冒』、正岡容の『置土産』、そして里見とんの『秋日和』。読み終わったあと、思わず芥川の作品の主人公のように、「秋―」とつぶやきたくなるような名品ばかりである。

 志賀直哉は「小説の神様」とまでいわれた作家だから、多くの人は国語の教科書などでその作品を読む機会があったのではないだろうか。その作品の多くは私小説で、この『流行感冒』もそのひとつ。
 最初の子供を亡くした主人公の「私」は娘の健康にすこぶる神経質になっている。ある時、流行性の感冒が流行り出して、娘に罹ることを恐れた「私」は女中たちにも余計な外出を禁じる。ところが「石」という名の女中がこっそりと芝居見物で抜け出してしまう。
 神経質な「私」と田舎者の鈍な女中。ともに相容れないながら、いつしか「私」は「石」の素朴さを認めていく。「石」という田舎娘の個性が見事に描かれている好編だ。

 正岡容の『置土産』は講釈という芸人の世界を描いている。
 若い講釈師万之助が芸を学ぼうと近づく師匠はぬらりくらりと芸の伝授を先延ばしする。そのつど、万之助は師匠の借金の肩代わりをするはめになる。
 この師匠のコミカルな話術がまるで舞台の演技そのもので、読む者を愉快にする。いつしか万之助と同じように師匠に強くひかれているのを感じる。
 のどかといえばのどかだし、宵越しの金は持たないといった江戸っ子の粋な感じがよくでている。

 里見とんの『秋日和』は小津安二郎によって映画化された作品。主人公の秋子は原節子が演じた。
 未亡人の秋子には一人娘のアヤ子がいる。適齢期を迎えた娘にどう結婚に気持ちにさせるか。秋子だけでなく、亡き夫の友人たちが奔走する。
 里見と小津は同じ鎌倉に住み、仲もよかったという。最後には嫁いだ娘の幸福に満足する秋子の頭上にひろがる、秋の空。
 いずれの作品も、読書の秋にふさわしい、一級品である。

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2010/10/31 17:17

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2010/12/15 23:10

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