匿名希望で立候補させて （キャラ文庫）

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

幼少期、思春期のエピソードを織り交ぜながら、再会後に恋の成就。これぞ幼馴染み＆再会ものの醍醐味でしょう。

ネタバレがあります。

●都内にある大企業の本社に勤める生島兄弟の長男で29歳攻め・生島直隆
●駅前商店街にある携帯ショップに勤める24歳受け・秋月史生
●史生と同い年で美容師の幼馴染み・生島哲治
●大学三年生の幼馴染み・生島海里
●居酒屋を一人で切り盛りし史生をひとりで育て上げた母・初子

東京から新幹線で約一時間の地方に暮らす、携帯ショップ店員の史生。母子家庭という共通点から、隣家の生島三兄弟とは家族同然のように育ち、とくに下の哲治と海里とは今でも親しい仲です。そんなある日、下の兄弟ふたりから長男・直隆が地元支社への異動し、実家に戻ることを知らされ史生は動揺します。なぜなら、直隆のことが好きだった史生は、直隆が上京する七年前に告白をしてフラれていたからで・・・

初恋と失恋を捧げた相手・直隆と再会したら、「まだ俺のことが好きか？」と問われた史生。直隆、史生のことが好きじゃん！とツッコミながら読んでしまいました。

だけどフッた者とフラれた者がそう簡単にくっつくはずもなく、水面下で気持ちを探り合うような展開にやきもち。

また直隆が地元に戻って来た理由や匿名の交換日記に書かれた相談事をどう解決するのかは、興味深かったです。

あとがきにも「複数プレイ！？」とありますが、私も表紙から（すわ、４◯か！？）と早合点。ただの仲良しだった（笑）

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投稿者：おはな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

隣家の三兄弟の謎を、一緒に育った一人っ子が解決しようとする話でした。結局、大した謎ではなく、平和です。
優秀でモデルのような容姿の直隆は、実はメンタルが弱く、5歳年下の史生は、実は懐が深く直隆を甘やかしてあげます。
酒も史生の方が強いです。
史生が側にいれば直隆は無敵な一生を送れるのではないでしょうか。

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投稿者：tororo　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

出演者は多く　引っ切り無しに事件や目撃談が発生しますが　初めからから本命は主人公に寄り添っていますね。
主人公が幼なじみと接し乍ら　問題点を整理していく推理小説形式を取りながら　ハッピーエンドに向かうそんな感想を持ちました。
さらりと読めますが　登場人物が多いので途中間を開けると　わちゃわちゃした印象を持つのでイッキ読みをお勧めします。
エロは・・・２割と言う所でしょうか？

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

お隣の三兄弟の長男が地元へ帰ってきたことから匿名の三兄弟との交換日記が再開。
かつて告白して振られた長男への気まずい思いと衝撃的な内容に頭を悩ませる受け。
交換日記の内容から相手を特定するミステリーな部分と、兄弟たちの人間臭い気持ちのすれ違いが丁寧に描かれている。