攻殻機動隊 [STAND ALONE COMPLEX O.S.T.]【CD】

『攻殻機動隊』は膨大な情報量と緻密な設定によって圧倒的な世界観を提示した士郎正宗氏によるマンガである。それが押井守監督により『GHOST　IN　THE　SHELL/攻殻機動隊』としてアニメーション化されたのは1995年。翌年それは、米ビルボード誌のビデオチャートで１位を獲得し、日本製アニメの代名詞として世界に確固たる地位を確立した。この映画の成功によって企画されたのが、プロダクションI.Gと士郎氏の共同プロデュースによる新作TVシリーズ『攻殻機動隊stand Alone Complex 』である。音楽を菅野よう子が担当していることでも話題の注目盤である。
菅野よう子･･･作曲家。早稲田大学在学中『てつ100％』のメンバーとしてデビュー。解散後、作曲、編曲、プロデュースワークを中心に活動。CM音楽分野では資生堂リフトコンシャス＆フェイスラインエフェクター（97年）JR東日本（96年）でJAMの主催する広告音楽大競技会金賞受賞。98年サントリービタミンウォーターでCM音楽賞の最高峰とも言える三木鶏郎広告音楽を受賞。近年の作品では資生堂ピエヌ『女力の目』篇、MAXIM『サボテン篇』、資生堂マシェリ、サントリーBOSS『人間動物篇』などの話題作多数。映画音楽も多数手掛けている。第13回日本レコード教会主催日本ゴールドディスク大賞を受賞した『COWBOYBEBOP』をはじめ、『マクロスプラス』『エスカフローネ』『ターンAガンダム』などのアニメーションから、今秋公開予定の話題作『水の女』（主演：UA）や『Tokyo.sora』など実写映画まで多岐にわたる。プロデュースワークとしては、今井美樹、小泉今日子ら女性アーティストのアルバムを、97年より坂本真綾のプロデュースを手掛ける。