『楽しい仲間たち～ルネサンス、バロック期のリコーダーのための二声音楽』　デフリーハー、ケテルス【CD】

リコーダーの楽しみ倍増、
デュオによるオリジナル作品集

同種楽器の二重奏のなかでも、リコーダーは最も古くからあるジャンルでしょう。17世紀末には、多くの音楽愛好家がこれを楽しみ、「楽しい」とか「最高の喜び」などと表現されました。ここでは1686年のオリジナル作品、カーの『イタリア風グラウンド』をはじめ、リコーダー二重奏のためのオリジナル作品が集められています。ファン・エイクの『アマリリ麗し』も入っているのが嬉しい限り。オランダの名手ヤン・デフリーハーがマルセル・ケテルスとともに、大小さまざまなリコーダーを楽しげに奏しています。（キングインターナショナル）

【収録情報】
・ロバート・カー／デフリーハー編：イタリア風グラウンド (1686)
・ラッスス：ファンタジア第27番／ファンタジア第13番『ソファレミによる』 (1590)
・ルパッキーノ：ファンタジア第13番 (1559)
・マリア・タッソ：ファンタジア第5番『バッタリアによる』 (1559,1590)
・トマス・モーリー：『簡明で平易な実践音楽入門』より6曲 (1597)
・ファン・エイク：『笛の楽園』～美しい羊飼いの娘フィリス／天使の歌／モア・パラティーノ／アマリリ麗し／ロバート殿下のマスク
・モーリー：ファンタジア第28番／ファンタジア第29番
・ルイエ：リコーダー・ソナタ ニ短調 Op.2-3
・オトテール：2つの高音楽器のための組曲第1番 Op.4 (1712)
・テレマン：2つのリコーダーのためのソナタ ヘ長調 TWV40:120

　ヤン・デフリーハー、マルセル・ケテルス（リコーダー・デュオ）

　録音時期：2012年7月25-27日
　録音場所：ヘント音楽院ミリー・ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）