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CD
冬の旅~ピアノ三重奏伴奏版&オリジナル・ピアノ伴奏版 ダニエル・ベーレ、オリヴァー・シュニーダー・トリオ(2CD)【CD】 2枚組
シューベルト:冬の旅~ピアノ・トリオ伴奏版&オリジナル版(2CD)ダニエル・ベーレ、オリヴァー・シュニーダー・トリオバロックから2...
冬の旅~ピアノ三重奏伴奏版&オリジナル・ピアノ伴奏版 ダニエル・ベーレ、オリヴァー・シュニーダー・トリオ(2CD)【CD】 2枚組
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商品説明
シューベルト:冬の旅~ピアノ・トリオ伴奏版&オリジナル版(2CD)
ダニエル・ベーレ、オリヴァー・シュニーダー・トリオ
バロックから20世紀作品まで幅広いレパートリーを持つドイツのダニエル・ベーレは、ピリオド・スタイルも消化して古楽器サンサンブルとの共演でも高い評価を得ている1974年ハンブルク生まれの注目のテノール。
ベーレは先日、ブラームスの『美しきマゲローネ』で、「朗読無し」と「朗読有り」のヴァージョンを両方収録したアルバムをリリースするなど、マニアックなこだわりを見せる歌手でもあります。
今回はそのマニアックさがすごい形で現れ、『冬の旅』をベーレ自身がピアノ・トリオ伴奏に編曲したヴァージョンと、通常のピアノ伴奏ヴァージョンを組み合わせるという大胆なアルバムが登場することとなりました。
確かに『冬の旅』のピアノ・パートは、伴奏というにはあまりにも雄弁な楽想が投入されているようにも感じられ、そのため過去にはオーケストラ・ヴァージョンなども登場してきたわけですが、今回は、シューベルトが美しい傑作を遺した形式でもあるピアノ三重奏という形に変容させることで、シューベルトが描いた心象風景を、より多彩な表情で示すことが試みられているようです。
このアルバムでは、そうしたピアノ三重奏編曲と、シューベルトのオリジナルの両方を収めることで、伴奏比重の違いにより、歌唱とのバランスがどのように変化し、それがどういった音楽の違いに結びつくか比較できるのが興味深い聴きものとなっています。
ベーレの歌そのものは、これまでいろいろな音楽スタイルで培ってきた表現力が期待できるので、単に絶望や悲嘆一辺倒ではない、多様で繊細な心情の移ろいをセンス良く示してくれるのではないかと思います。
伴奏のオリヴァー・シュニーダーは、1973年スイス生まれの実力派ピアニスト、ルース・ラレードやレオン・フライシャーに師事、多くのコンクールでも上位入賞を果たしています。ソリストとしてだけでなく、室内楽や伴奏ピアニストとしても実力を発揮。彼の名を冠した「オリヴァー・シュニーダー・トリオ」は、2012年2月4日にデビューしています。ヴァイオリンのアンドレアス・ヤンケは、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団のコンサートマスター、チェロのベンヤミン・ニッフェネガーは同楽団首席チェリストを務めています。(HMV)
【収録情報】
Disc1
● シューベルト:歌曲集『冬の旅』 D.911(D.ベーレによるピアノ・トリオ伴奏編曲版・世界初録音)
Disc2
● シューベルト:歌曲集『冬の旅』 D.911(オリジナル版)
ダニエル・ベーレ(テノール)
オリヴァー・シュニーダー(ピアノ)
アンドレアス・ヤンケ(ヴァイオリン:Disc1)
ベンヤミン・ニッフェネッガー(チェロ:Disc1)
録音時期:2013年6月
録音場所:チューリッヒ放送スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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