序章自立と支援
- １．「社会的弱者」の自立
- ２．被災地障害者センターの概要
第１章自立支援のリアリティ
- １．はじめに
- ２．被災障害者のヴァルネラビリティの先鋭化
- ３．被災障害者のヴァルネラビリティから能動性への転回
- ４．自立と支援
- ５．「分からなさ」を「聴く」ことと決定の留保
- ６．オルターナティブな自立観
- ７．問題解決の「隙間の発見」
- ８．三者関係としての支援へ
- ９．おわりに
- 〈註〉
第２章「出会い」の創出
- １．はじめに
- ２．ボランティアと障害者の「出会い」
- ３．ボランティアの再帰性
- ４．自立の支援
- ５．おわりに
- 〈註〉
第３章自己レイベリングからの脱出
- １．はじめに
- ２．アイデンティティのとらえ方
- ３．脱自己レイベリングの相互作用
- ４．セルフ・ヘルプ・グループの実践における脱エスカレーション型自己レイベリング
- ５．被災障害者とボランティアの相互作用における脱内在化型自己レイベリング
- ６．ボランティアにとって
- ７．おわりに
- 〈註〉
第４章自己決定の相互性
- １．はじめに
- ２．救援期における自助的自立／施設収容主義
- ３．復旧・復興期における障害者の取り残し
- ４．自己決定の相互性
- ５．おわりに
- 〈註〉
第５章「支え合い」の技法
- １．はじめに
- ２．ミッションの再帰性
- ３．「支え合い」の技法
- ４．おわりに
- 〈註〉
第６章弱連結ネットワーク
- １．はじめに
- ２．被災の中の障害者
- ３．ボランティアとの出会い
- ４．「距離をおく」技法
- ５．「支え合い」のネットワーキング
- ６．おわりに
- 〈註〉
第７章「市民の共感」に向けて
- １．はじめに
- ２．自己決定と内発的義務
- ３．自己決定の了解・支援
- ４．センター内部での多様性担保とネットワーキング
- ５．おわりに
- 〈註〉
第８章行政との関係
- １．はじめに
- ２．自然発生的な被災地ボランティアとして
- ３．活動継続の決断
- ４．事業者としての「もう一つのチャンネル」
- ５．おわりに
- 〈註〉