目次
民法学入門 民法総則講義・序論 第2版増補版
- 河上 正二(著)
- 第1章 民法の意義と機能
- 1 判決を読む前に
- 2 事故の経緯
- 3 何が問題か?(契約責任と不法行為責任)
- 4 「契約責任」について
- 5 「不法行為責任」について
- 6 紛争処理のありかた
- 7 判決のその後
- 8 法化と日本人の法意識
- 第2章 民法における「権利」の意味
- 1 判決を読む前に
- 2 事件の経緯
- 3 問題の所在と裁判所の判断
- 4 「権利の濫用」の意味
- 5 権利の濫用の後始末
- 6 権利の形式と実質
- 第3章 「人の法」としての民法
- 1 判決を読む前に
- 2 事件の経緯
- 3 問題の所在と裁判所の判断
- 4 判決のその後
- 5 今日の法秩序における「人」と「人の法」
- 第4章 民法における権利の実現と「公序良俗」
- 1 判決を読む前に
- 2 事件の経緯など
- 3 問題の所在と裁判所の判断
- 4 「公序良俗」違反とは?
- 5 法律関係の真の当事者は?
- 6 二つの契約の関連性
- 7 不法原因給付とクリーン・ハンズの原則
- 8 判決と時代精神
- 第5章 民法を支配する「信義則」
- 1 判決を読む前に
- 2 事件の経緯
- 3 何が問題か?
- 4 裁判所の判断
- 5 どう考えるべきか?
- 6 契約法を支配する信義則−債務内容を中心に
- 7 その他の信義則の適用場面から
- 8 「信義則」はどこから来たか?
- 第6章 ローマ法の継受と「日本民法典」
- 1 はじめに
- 2 事件の経緯など
- 3 ヨーロッパにおけるローマ法の継受
- 4 「日本民法典」の生成
- 5 新憲法と家族法改正
- 6 日本的なもの?
- 第7章 民法規範の費用・便益(法の経済分析)
- 1 判決を読む前に
- 2 事案と裁判所の判断
- 3 本判決の意義とその後の変遷
- 4 法の経済分析の発想
- 5 契約法の経済分析から
- 6 「法と経済学」の可能性と限界
- 第8章 民法における一般法・特別法および法の解釈
- 1 判決を読む前に
- 2 事件の概要と裁判所の判断
- 3 問題の所在と理解
- 4 利息に関する一般法・特別法
- 5 一般法と特別法
- 6 法の解釈について
- 第9章 民法によって体現される憲法的価値
- 1 判決を読む前に
- 2 事件の経緯
- 3 裁判所の判断
- 4 問題
- 5 分析
- 6 民法と憲法規範
- 第10章 現代社会における民法
- 第1節 高齢化社会への対応
- 1 高齢化の現状
- 2 意思能力・判断能力衰退への支援
- 3 高齢者の契約を取り巻く法的環境整備
- 4 高齢者の生活
- 第2節 高度情報化への対応
- 1 情報化
- 2 高度情報化に伴う諸問題
- 3 電子取引と民法
- 4 小括
- 第3節 国際化への対応
- 1 国際化
- 2 渉外的法律関係と国際私法
- 3 統一私法への動き
- 第4節 民法(債権法)改正の動き
- 補講 問題の展開
- 1 錯誤と瑕疵担保責任
- 2 無権代理人が本人を他の相続人とともに共同相続した場合
- 3 占有改定と即時取得
- 4 不動産取引における当事者の意思・責任・信頼
- 5 不動産取引における背信的悪意者からの転得者
- 6 キャッシュカードの盗用と債権の準占有者に対する弁済
- 7 当事者間の公平と過失相殺の類推適用
- 8 製造物責任について
- 9 ガンの告知
- 10 不貞行為と配偶者からの慰謝料請求
- 11 有責配偶者からの離婚請求と破綻主義離婚
- 12 幼児の引渡と人身保護請求
- 13 非嫡出子の相続分(1)・(2)
- おわりに 民法のイメージ
- 1 壮大な人為的構築物
- 2 寄せ木細工のように互いに支えあう構造になっている
- 3 民法解釈の大道具・小道具
- 4 解釈論の展開と論理の運び
- 5 マトリックスとしての規範群
- 6 法的解決の部分性・限界性
- 7 全体と部分のフィードバック
- 8 最後に、もう一言
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