目次
安倍政権の罠 単純化される政治とメディア (平凡社新書)
- 清水 克彦(著)
-
目次
はじめに──政権五〇〇日、安倍「一強」時代とメディア
第一章 安倍「一強」体制の是非──「官邸主導」は正しい選択か?
民主党的「政治主導」の失敗/内閣機能強化と「官邸主導」
「決められない政治」から「決めすぎる政治」へ/強化されてきた内閣機能
「一強」を支える軍師、菅義偉官房長官/官房長官で決まる「官邸主導」
特定秘密保護法より危ない日本版NSC/徳川家康型「官邸主導」のリスク
第二章 アベノミクスの是非──成熟社会に劇薬は必要なのか?
日本は豊かで「美しい国」/円安は国益にかなうのか?/公共事業費と防衛費は悪か?
戦術なき成長戦略/国家戦略特区とカジノで生まれる格差
オリンピックで潤うのは東京だけ/消費税は一〇%でも足りない/好循環実現への課題
第三章 TPP参加の是非──乗合バスは明るい未来をもたらすか?
アメリカの参入で変質したTPP/アメリカが守りたいのは「ミッキーマウス」
自由貿易ならFTAで十分/基本は「政米経中」/人口の減少と減り続ける製造業労働者
秘密主義とメディア/安倍は外交下手じゃない
第四章 改憲と国家主義の是非──暮らしへの影響は?
憲法改正へのカウントダウン/九六条見直しで改正への敷居を下げる愚
守るべきは一三条と二一条の精神/首相公選制と二院制
改憲するなら盛り込みたい地域主権/積極的平和主義の危険/靖国神社参拝とアジア外交
第五章 原発と普天間移設の是非──感情論で済まされるか?
電力会社とマスメディアとの不適切な関係/アンダーコントロール
ブロックされているのはメディア/変わらない東電の隠ぺい体質
東京都知事選挙で下された常識的な判断/「政府が前面に出る」はまやかし
普天間移設問題、安倍は鳩山より信用できるか/ワン・イシューでは計れない「民意」
第六章 教育再生の是非──教育現場は改善されるか?
愛国心は悪か?/教育再生実行会議のメンバー/いじめ問題と教育委員会制度改革
日本史必修化と英語教育充実の裏で/「脱ゆとり教育」と学力テスト
「達成度テスト」で揺れる大学入試改革/大学教育改革で生まれる格差
「三五人学級中止」は愚かな選択か?
第七章 マスメディアの是非──はたして信頼できるか?
テレビメディアの一点集中主義/ワイドショーで政治を語るリスク/安倍「一強」時代とNHK
社説は読み込まない/世論調査は問題だらけ/反政権化したラジオ
ツイッター民主主義は間違い
おわりに
参考文献
一般 ランキング
一般のランキングをご紹介します一般 ランキング一覧を見る
前へ戻る
-
1位
-
2位
-
3位
-
4位
-
5位
-
6位
-
7位
-
8位
-
9位
-
10位
次に進む