目次
遺伝子検査と保険 ドイツの法制度とその解釈
- 清水 耕一(著)
- 序章
- 1.保険加入における遺伝学的情報の意義
- 2.遺伝子差別「知らないでいる権利」および危険測定との関係
- 3.本研究の目的
- 1章 遺伝子検査をめぐるわが国のルールの状況
- 1.ヒトゲノム・遺伝子解析研究一般に適用されるべき倫理指針
- 2.遺伝子検査をめぐるわが国のルールの問題点
- 2章 ドイツ法における「人の遺伝子診断法」の概要
- 1.ドイツ遺伝子診断法成立に至るまでの沿革
- 2.「人の遺伝子診断法」の立法理由と解説
- 3章 遺伝子診断法18条の適用と危険測定
- 1.はじめに
- 2.契約締結前に危険測定ができる保険への適用
- 3.遺伝子検査と社会保険
- 4.遺伝子検査と私保険
- 5.むすびにかえて
- 4章 ドイツ遺伝子診断法18条の意義と射程
- 1.はじめに
- 2.ドイツ遺伝子診断法18条1項の意義
- 3.検討
- 4.むすびにかえて
- 5章 遺伝子診断法18条1項2文(高額保険契約)
- 1.はじめに
- 2.立法の経緯
- 3.規制のあり方
- 4.むすびにかえて
- 6章 遺伝子診断法18条2項による告知義務制度の意義・射程について
- 1.はじめに
- 2.遺伝子診断法18条2項の意義
- 3.告知義務の範囲
- 4.むすびにかえて
- 7章 ドイツ遺伝子診断法と告知書の変遷
- 1.はじめに
- 2.ドイツの保険会社の告知書における「遺伝子診断に関する重要な注意事項」
- 3.遺伝子診断に関する重要な注意事項の論点整理
- 4.告知書(質問表)の質問事項
- 5.むすびにかえて
- 結章