目次
- 第1章 日米繊維交渉と沖縄返還問題
- 1 交渉の本質
- 2 米国式交渉観
- 3 日米繊維交渉の背景
- 4 日本側の反省、さらなる圧力に抗しての団結
- 5 “繊維”の本質は政治問題
- 6 モーリス・スタンズ商務長官
- 7 沖縄返還問題
- 8 佐藤首相のコミットメント
- 9 一九六七年一一月の第二回日米首脳会談
- 10 民主党ジョンソンから共和党ニクソンへの大統領の交代
- 11 沖縄問題と繊維問題
- 12 指導者達を取り囲む政治環境
- 13 “縄”と“糸”、取り扱い分離のシナリオ
- 14 秘密交渉の限界
- 第2章 日本の対米鉄鋼輸出自主規制問題
- 1 日本鉄鋼産業の復活・再建
- 2 鉄鋼産業育成と関連インフラの整備
- 3 輸出主導型工業化モデル
- 4 第一次世界大戦以前の米国鉄鋼産業
- 5 鉄鋼独占企業への法的挑戦
- 6 第一次世界大戦と鉄鋼不足
- 7 両大戦間の米国鉄鋼業を巡るアクター達の動き
- 8 再びの生産能力論争
- 9 民主党トルーマン政権から共和党アイゼンハワー政権へ
- 10 日米鉄鋼輸出自主規制への途
- 11 シグナルは日本側から?
- 12 輸出自主規制からトリガー価格制度へ
- 13 一度衰退に向かった産業を再生することの難しさ
- 第3章 日本の対米自動車輸出自主規制問題
- 1 日本の対米自動車輸出の沿革
- 2 米国ビッグ・スリーの発展概略史
- 3 第二次大戦後の米国経済と自動車産業
- 4 六〇年代後半の日米鉄鋼摩擦と七〇年代後半の日米自動車摩擦
- 5 日本車輸入抑制への圧力増幅過程
- 6 カーター政権の対応
- 7 米国内での責任役の押しつけ合い
- 8 レーガン政権下での取り組み
- 9 数々の問題
- 10 実質延長への途
- 11 輸出自主規制のその後
- 第4章 日米半導体協定とその影響
- 1 真空管からトランジスタへ
- 2 トランジスタから集積回路(IC)へ
- 3 超LSI計画
- 4 一九八〇年代前半の米国経済
- 5 一九八〇年代前半の米国半導体産業
- 6 運命の一九八五年
- 7 日米半導体交渉へ
- 8 米国の追い打ち
- 9 長い目で見て、日本一人負けの構図
- 10 解けない鎖の足枷
- 11 エピローグ
- 第5章 日米構造問題協議と日米包括経済協議
- 1 経済構造の違いそのものが問題に
- 2 GATTからWTOへ
- 3 MOSS協議
- 4 MOSSからSII(Structural Impediments Initiative:日米構造問題協議)へ
- 5 SIIの成果
- 6 新しい構造協議のフレーム(日米包括経済協議)へ
- 7 数値目標を巡る攻防
- 8 ノーと言った日本
- 9 取り残された自動車・同自動車部品協議
- 10 対決のピークから妥協へ
- 第6章 広域経済圏創出と域内通商関連ルール設定競争
- 1 商品・産業保護、並びに、国家安全保障への配慮
- 2 米国での輸入抑制論から日本への輸出自主規制要求へ
- 3 不公正貿易慣行是正、及び、市場開放
- 4 日米の交渉スタイルの違い
- 5 広域自由貿易圏(Free Trade Agreement:FTA)を通しての共通ルールの創設へ
- 6 アジアにおけるFTA締結競争とその背景
- 7 TPP交渉で決まる、共通ルールの内容
- 8 TPP交渉への視点
- 9 終節に代えて すでに出始めているTPP交渉の影響、及び、交渉への政治の対応
経済・ビジネス ランキング
経済・ビジネスのランキングをご紹介します経済・ビジネス ランキング一覧を見る
前へ戻る
-
1位
-
2位
-
3位
-
4位
-
5位
-
6位
-
7位
-
8位
-
9位
-
10位
次に進む