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目次

    序 章 嘉納治五郎は日本の体育やスポーツをどのように考えていたのか(菊 幸一)
     1 2020年東京オリンピック・パラリンピック開催決定を契機に
       ――改めて日本の現代スポーツを考える
     2 嘉納治五郎と日本体育協会創立100年
     3 いわゆる「嘉納趣意書」から「スポーツ宣言日本」へ
     4 本書の目的と構成
     
     第Ⅰ部 過去のオリンピック東京大会招致をめぐる思惑と嘉納治五郎
    第1章 「幻の東京オリンピック」と大日本体育協会(田原淳子)
        ――オリンピズムと国内政治の葛藤
     1 オリンピックへの船出とスポーツの可能性
     2 日本で開催されるオリンピックへの多様な期待
     3 大会組織委員会の組織体制について
     4 国民の体力増強とスポーツ――国家によるスポーツへの圧力
     5 嘉納治五郎からのメッセージ

    第2章 なぜオリンピックを東京に招致しようとするのか(清水 諭)
        ――1940年と1964年の東京大会
     1 東京とオリンピック、そして嘉納治五郎
     2 1940年東京オリンピック招致に向けて
     3 1964年東京オリンピック招致の目的
     4 1964年東京オリンピックの現実
     5 オリンピック招致をめぐる権力編成
       ――嘉納治五郎の時代から未来に向けて

     第Ⅱ部 嘉納治五郎の体育思想とその実践
    第3章 嘉納治五郎の考えた国民体育(真田 久)
     1 嘉納治五郎の三つの貢献
     2 嘉納の国民体育(生涯スポーツ)の特徴
     3 長距離走や水泳にみる普及と振興
     4 嘉納による国民体育の実践と現代

    第4章 スポーツによる関東大震災直後の復興への試み(真田 久)
        ――嘉納治五郎と大日本体育協会による競技力向上とスポーツ公園の造営
     1 関東大震災(1923年)直後の競技力向上
     2 関東大震災直後のスポーツ公園の造営
     3 嘉納の復興理念と体育・スポーツの発展
     4 嘉納の体育・スポーツによる復興の理念と実践が意味する今日的意義と課題

    第5章 嘉納治五郎は「体育」をどのように考えていたのか(友添秀則)
        ――「大日本体育協会」の名称との関係性から
     1 嘉納と体育
     2 嘉納の体育概念を明確化するために
     3 「柔道一班竝ニ其教育上ノ價値」にみる体育概念
     4 『青年修養訓』にみる体育概念
     5 『精力善用国民体育』と「体操」「競技運動」批判
     6 『精力善用国民体育』における嘉納の体育
     7 嘉納の体育の可能性と限界

     第Ⅲ部 嘉納治五郎の柔道思想とその実践
    第6章 “柔道”と“スポーツ”の相克(永木耕介)
        ――嘉納が求めた武術性という課題
     1 嘉納はなぜ武術性にこだわったのか
     2 「武術性」の重視
     3 アメリカ・ハワイの事例
     4 今日の体育において「武術性」をどう評価すべきか

    第7章 嘉納治五郎と女子柔道(山口 香)
     1 女子体育の転換期と嘉納治五郎
     2 女子柔道の始まり
     3 嘉納の理想と女子柔道
     4 嘉納の女子柔道思想が示す今日的意味

    第8章 嘉納治五郎が理想とした柔道(山口 香/溝口紀子)
        ――女子柔道に託したもの
     1 嘉納にとっての女子柔道
     2 講道館女子部の誕生
     3 講道館女子部の昇段
     4 明治から昭和初期にかけての婦人柔道
     5 嘉納の柔道論と女子柔道

     第Ⅳ部 現代スポーツと嘉納治五郎
    第9章 現代における「自他共栄」主義の実践的啓発(永木耕介)
        ――その可能性と課題
     1 「自他共栄」主義の現代的実践を目指して
     2 「自他共栄」とは
     3 「自他共栄」主義の今日的実践活動
     4 実践的啓発の可能性と課題

    第10章 女性スポーツの競技化とその課題(山口 香/溝口紀子)
        ――女子柔道競技の歴史と強化を例として
     1 女性スポーツの現代的課題へのまなざし
     2 女子柔道の競技化への軌跡
     3 女子柔道の競技力向上への取組みとシステム構築
     4 女子柔道が抱える特有の問題
     5 女子柔道および女性スポーツの未来を探る

    第11章 現代スポーツを考えるために(村田直樹/菊 幸一)
        ――嘉納治五郎の成果と課題から
     1 術から道へ――「原理」の発見を求めて
     2 嘉納治五郎の体育観と競技運動(スポーツ)や体操の捉え方
     3 近代日本の生成と嘉納治五郎の成果
     4 現代日本の社会状況と嘉納治五郎の成果への再解釈
     5 嘉納治五郎が残した課題と日本の現代スポーツ
       ――日本の生涯スポーツ推進における「失われた30の課題」を克服するために

    終 章 嘉納治五郎に学ぶ日本のスポーツのこれから(菊 幸一)
     1 過去の東京オリンピック招致に学ぶ
     2 嘉納の「体育」思想とその実践に学ぶ
     3 嘉納の「柔道」思想とその実践に学ぶ
     4 日本のスポーツのこれからを考える――「スポーツ宣言日本」との関連から

    あとがき
    資料① 嘉納治五郎の関連年表
    資料② 嘉納治五郎の主な役職
    資料③ 「スポーツ宣言日本~二十一世紀におけるスポーツの使命~」の全文
    資料④ 嘉納治五郎初代会長による「日本体育協会の創立とストックホルムオリンピック大会予選会開催に関する趣意書」の写し(全文)
    索 引

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