目次
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うつ病・躁うつ病を治療した先輩たちからのメッセージ
《 1 心の病気がわかったときの驚きと悔しさ》
ケース例Aさん 直言居士でストレス耐性は強いと思っていたが
【最初の気づき】 仕事に疲れ、ネクタイをしめるのもつらくなった/ 生活はしているが、自分が壊れかけている感覚
【受診】 うつ病なんて自分には無関係な病気だと思っていた
【診断】 すぐには納得できず、診断書を誰にもみせられなかった
【2ページでわかる心の病気】 「うつ病」と「躁うつ病」の違い
【治療】 薬は「飲まされている」感じで、自分の意思ではない
《 2 休職中は暗闇のなかで自分を責めつづけていた》
ケース例Bさん 心身ともに限界をむかえ、やむなく休職を決断
【休職】 休んでも、仕事が心配で落ち着かない/ バリバリ働く同僚と自分を比べ、情けなくなった/ 病気を挫折だと感じ、自分のすべてを否定していた/ (躁うつ病の場合) 自分を責める日と過信する日が交互にあった
《 3 少しよくなってもすぐ再発し、心が折れた》
【復職】 復職しても、休んだ負い目で残業をして状態が悪化
【再発】 結局、再発して再休職、ゴールがみえなくなった
ケース例Cさん 再発をくり返し、「休職制度の悪用だ」と叱責された
【再発】 再発後は起き上がることができず、感情も麻痺/ (躁うつ病の場合) 復職当初は好調だが、ある日突然どん底に
《 4 家族や患者仲間から希望と勇気をもらった》
【療養の見直し】 家族が病気を受け入れてくれ、安心して眠れた
ケース例Dさん デイケアや患者仲間を、最初は小馬鹿にしていた
【デイケアに参加】 同じ境遇の人だから、言葉に耳を貸すことができた
【回復の実感】 あきらめることを意識してから、楽になった
《 5 プライドを捨て、ありのままの自分で復職した》
【自己理解】 ありのままに、新しい人生を歩みはじめた
【準備して復職】 緊張感が残るなか、思いきって復帰した
ケース例Eさん 数年がたち、病気のことを知らない同僚も増えてきた
【治療から数年たって】 「本当に治る」ということを後輩に伝えたい
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