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僕はどうにも審美的な領域が怖くて詩を読まないのだが、中原中也の詩だけは読む。彼の詩は決して審美的な領域にはない。と思う。ネガティブな感性を立脚点にしたものは好きだ。ネガティブな感性それ自身をを美化しているものは見る価値もないが。
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中原中也の詩をを読むと、不思議な感覚に陥りまフ。
ほのぼのしたり、どんよりしたり、切なくなったり、怖くなったり・・・
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「ほらほら これが僕の骨だ」
高校生の頃、必死になって読んでいた中也さんの詩集。
今私の通っている病院は、中也さんが以前療養していた病院だったりします。
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とある朝、僕は死んでゐた。
卓子に載つかつてゐたわづかの品は、
やがて女中によつて瞬く間に片附けられた。
――さつぱりとした。さつぱりとした。
綴る文字は生の証。言葉とは。不滅の言葉とは。
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詩人って痛い感じするからあまり詩とかって好んでは読まないんですけどね。山田かまちとか痛くて自分にゃキツかったっす。でも中也だけは別。擬音語多いから? あえてその痛さが良い。何て言うか…馴染める痛さ?
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中原中也の詩は当時の人々にとって相当センセーショナルだったに違いない。「頭をボースにしてやろう」とかは今見てもカッコいい。ANYWHERE OUT OF THE WORLD!!マーシーが着ていたTシャツの詩「宿酔」は有名。
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たまにパラパラページを繰っては、日本語ってすごいなあと思います。机の隅っこに置いときたい詩集のひとつ。
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彼の一途さは感動物です。めったにいませんよ、自分を捨てた女が他の男との間に産んだ子供をかわいがる男なんて。
中原中也の詩のほとんどすべてじゃないのかな?ちょっとお得です。この人の純粋さは素敵。
あ、私が持ってるのは新潮文庫の「20世紀の100冊」として刊行されたものです。
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「汚れちまった悲しみは」の詩人です。わたしが手にしたのは児童向けの本。
なんともいえない哀しさ、切なさを感じます。
中学時代にスネオヘアーが影響を受けたと言ってらしたので読みました♪
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「─さつぱりとした。さつぱりとした」
初めて手にした中也の詩集でした。
「夏」での終わり方に感動した覚えがあります。
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中原中也も「生きている悲しさ」が常にあった作家なんじゃないかと思う。萩原朔太郎ほど洗練はされてないけど、より生(ナマ)っぽくて切迫するものがある。
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時々無性に読みたくなります。日本語っていいと思わせてくれる1冊。
「生ひ立ちの歌」がすごく好きです。
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くらーい、哀しい。繊細だけど強い、わけがわからないけど。
50%も理解できていないとは思うが、この人の詩がすごいことはわかる。
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美しく物悲しい日本語。
不思議さも残酷さも愛らしさも、全部つまってる詩。少しずつ栄養にしたい。
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僕は中也という人間がもう愛おしくてたまりません。とても繊細で、友達に囲まれながらもずっと孤独を感じてて。「俺は悲しい」感情を素直に表現するところも、厳密に自分自身であろうとするところも、人間らしくて大好きです。