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みんなのレビュー23件

みんなの評価3.8

評価内訳

16 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

所詮、イデオロギーの人

2011/09/19 10:39

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トグサ - この投稿者のレビュー一覧を見る

保守系の人とは、勿論、認識していたが、偶然、図書館で借りた本がよく、ほかに購入した主に海外の作品を扱った本も思いのほかよかったので、著者が文壇にケンカ売る覚悟で書いた、また並々なる決意で書いたというようなことを述べる本書を購入した。

購入して心外だったのは、まず扱われているのが日本作家のみだということ。
そして、何ですか、このペラペラの内容は??

そこらのHOW TO物程度しか書かれていません。
これが、究極のブックガイドですか??
別に、点数付けが悪いといっているのではありません。
点数付けのほうが、読者にはわかりいいとは思います。
が、添えられている文章が、この程度では何もわかりません。

で、石原慎太郎と大江健三郎の項目を見て、あ~、やっぱり、この人、イデオロギーの人なんだなぁ。
今の文芸評論家で、論文の真意をつかめず、皮相な部分のみ拝借する程度の知性の持ち主を擁護するのは、おそらく彼くらいでしょう。

ただ、石原、大江の各作品の点数は、なんだか正直に反映しているような・・・。

この手の論客、必ず、三島、川端が海外で高く・・うんぬんをいいたがるのですが、それは、単なる彼らのエキゾチシズムによるもので、文学の価値とは全く別のものである。

それが近代文学、現代文学に反映しているか否かは別にして、日本には『源氏物語』などの宮廷文学、『平家物語』などの、もののあわれを描いた作品、『今昔物語』と多種多様な形式の物語があります。
江戸時代にもあります。

いい加減、川端や三島に代表させるのは、やめてもらいたいです。

目次だけは、面白そうだった解説本まで買ってしまった僕は、全くバカを見た。

念のため言っておきますが、福田和也のほかの作品も読むに値しないなどといってるわけではありません。

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紙の本

客観的説得性の欠如

2004/05/02 10:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:13オミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 点数で序列化は素晴らしい。きちんと序列化の意義を冒頭で論じている点は評価される。できれば偏差値のほうがわかりやすかったかな。標準偏差を出すのはかなり難しいけど、偏差値40じゃ売っても意味ないねとかって家庭で母親からさんざ言われる受験生の辛さがわかるかも。

 ところで、蓋を開けてみると内容はお粗末の一語に尽きる。受験生がもし偏差値40しかなく偏差値60の学校に入学するためには学力をどこまで引き上げるのかを細かく指摘した上の指導をしなければならない。この生徒はどの科目が出来ないのか? どの単元が弱点なのか? 合格のためには、どれくらいの割合で解けなければいけないのか? もし、福田氏が文学の将来を憂うのであれば、そこに言及しなければならなかったはずである。

 点数で序列化するのであれば一定の尺度に基づいた客観的説得性がなければならない。テーマの普遍性・論理構成の確かさ・キャラクターのユニーク度・独自性などといったような尺度内容の細分化がない。単なる福田氏の主観からくる感想で終わっている。これで作家の値うちを論じるなどとは笑止だ。主観偏向とはいえ、普遍的な論理の枠組みを押さえて言うのと言わないのとでは全く異なる。やるからには徹底してもらわないと。

 この本で読みたい本を探そうと思っていたが、読みたいと思えるような指摘がなかったことも残念だ。書評ではなく作家の値うちを計るのだから仕方ないが、点数の高い書籍に関しては、読者が読みたいと思わせる言葉を連ねるべきだったと思う。

 こうした採点は採点されたほうがカチンとくる。内容はどうしても皮肉の要素が強くなるが、笑いを散りばめるという所作が必要だと思う。バランスだ。それが全くないので救いがない。切り口は面白いのに、内容が面白くない。

 時間はかかってもいいから以上のようなことを含めた作家作品の検証をどこかでやってもらいたいものである。

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2005/03/17 13:14

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2005/10/21 21:35

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2006/01/19 04:50

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2006/05/09 22:52

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2009/01/25 23:48

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2010/09/05 15:32

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2015/09/08 12:30

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2018/09/16 04:11

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2021/10/18 22:20

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