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すごいぜムーミン。おもしろいぜ。ことばにできない不安や楽しさや喜びというものを、子供にも分かる形でまっすぐに伝えるその力量に脱帽!「この世のおわりにおびえるフィリフヨンカ」と「目に見えない子」が特に好きです。スナフキンかっこいいよぉ。
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ムーミンは侮れない(ムーミン自体は侮ってもいいかもしれない)。
「それがあんたの悪いところよ。たたかうってことを覚えないうちは、あんたに自分の顔は持てません」
というちびのミィのセリフに、がつんとやられた思春期のわたしだった。
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ムーミンシリーズの中でも一番好きなのが「目に見えない子」です。苛められてとうとう姿が見えなくなってしまった少女、ニンニのお話。
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ムーミン谷の仲間たちのショートストーリー。スナフキンが、名前のなかったはい虫に名前を付ける「春のしらべ」、皮肉を言われすぎて姿が見えなくなってしまったニンニ「目に見えない子」などなど。
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収録作「スニフとセドリックのこと」を下書きにしたであろうパペットアニメを先日見たが、やはり原作と映像とは訴えかけるものが異なるということをしみじみと思った。パペットアニメでは省略されているが、スナフキンのおばさんのお話があることで「所有欲」とはなど哲学的読みが可能になる。
また「春のしらべ」にても、旅の話を人にすることについて独白するスナフキンのせりふに、語り=騙り?という文学上の大問題がさりげなく提示される。
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いつも行っている本屋さんで、偶然見つけました!!まさかムーミンのシリーズが、文庫版になっているとは思っていないので…。
小学生の時ムーミンのアニメよく見ていました。
目に見えない子の話はテレビで見た記憶があるので、印象に残っています。
興味がある方はどうぞ。
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これはシリーズの中で比較的あたらしい。マイナーなキャラたちに視点をあてたストーリーたち。でも、もちろんムーミンたちも出てくる。これもなかなか通好みですね。
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ムーミンが言うほど話に出てこないムーミン谷関連の短編集。
「目に見えない子」ニンニの設定はよくできていると思う。
りゅうが出てくる話ではムーミンとスナフキンの友情が見られる。
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スナフキンがムーミン谷を離れて旅をしているときのお話や、静かなのが好きでうるさいのは嫌いだけど楽しむことが嫌いなわけじゃない、というヘムル(ヘムレンさんの仲間)のお話や、いつも冬眠していてクリスマスのことを知らないムーミンファミリーがヘムレンさんに八つ当たりされて起こされてしまいみんなが準備でばたばたしているのを見て「クリスマスさん」という怖い人がやってくると思い込んでしまうお話や、ムーミンパパがニョロニョロに憧れて一緒の船に乗って家出(!)するお話など、9つのお話が集まった短編集。
どれもしみじみするお話でした。
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080901(a 080914)
091209(c 091220)
100413(a 100508)
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題名もそのまま、ムーミン谷の仲間たちについてかかれた九章からなる短編。初めてムーミンを読む人はこれから読むといいと思う。
好きなのは「この世のおわりにおびえるフィリフヨンカ」と「目に見えない子」前者は大きな災難がやがて来るとおびえて暮らすフィリフヨンカのところに実際竜巻が現れると・・・という寓話的な話。後者も寓話的でおばさんに皮肉を言われ続けたのである女の子が見えなくなってしまい、困ったおしゃまさんがムーミン家に連れてくるお話。ムーミン家の養子になったミーがおどおどしてばかりの見えない女の子に「戦うことをしない人間は顔がもてなくて当然!」とおこって見せるのが圧巻。
ムーミンの中でみんなのあこがれるのはスナフキンだと思うけど、腹違いの兄弟のミーのほうが百倍かっこいい。百倍自由だし。
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冬の澄んだ空のように孤独で、暖炉の火で温められた家のように優しい短編集。ムーミンはアニメも漫画もあるが、どれも別物。小説が断然好きだ。
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たいへん洗練された童話。
そして繊細な心の動きがとてもよく描かれています。
一人一人の愛しい存在。
これは無人島に持って行く10冊に入ります。
もし、ムーミンシリーズの中の1冊を読むのでしたら、これが絶対お勧めだと思います。
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ヤンソンの童話においてわりかし初期の作品。
短編集なので、本当に仲間たちの紹介として話がすすむ。個人的にフィリフヨンカの「気持ちのよい隅っこ」と、いじめによって目に見えなくなったニンニの"モノによる行動表現"と、ヘムレンさんの沈黙遊園地が好き。
さすがに動植物キャラクターとストーリーの合致が見事。
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読んだ期間*2009年9月27日〜9月29日
“みんなは空を見あげました。
空は真っ黒で、遠くはなれていました。
でも、夏よりも千倍も多くの星、
信じられないくらいたくさんの星がでていました。”