紙の本
カフカの世界に迷い込んだら大変なことが起こります
2019/02/12 12:36
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうしてこの男は死刑を宣告されるのだろうか、どうしてもっと真剣に無罪を主張しないのだろうか、どうしてって、それはカフカの世界だからですよ、カフカの世界に迷い込んだらこうなるのです。お気をつけください
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『変身』と共にカフカを代表する作品なんでしょうけど僕としては微妙でした。話とびすぎなんで。あと明確な結末があるので、『城』のように永遠に続く迷宮のような雰囲気がないのが物足りない。いやそれはねらってやったもんじゃねーんだろうけど。
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何故か、逮捕されたKが、巨大な官僚機械の中を…略。何度も暗礁に乗り上げてなかなか読破できなかった小説。読むために時間+コンディションの調整が必要だと実感させられた必読書。
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何故か分からないまま逮捕されてしまったK。自分の潔白を訴えれば訴えるほど、ますます状況が悪くなる一方。読んでいれば何か分かるかもと読み進めていくうちに、いつの間にか話が終わっているこの不条理さ。でも裁判のシーンが読んでいてちょっとだるかった。
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あるとき、罪状も明かされないまま起訴される。自ら弁護し、死を受け入れていく姿は、実生活の不条理を投影していると思った。
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人間は、ただ“何か”を待ち続けている。
しかし、“何か”が何であるのかは一生分からないのである。
そのような不条理を説く氏の考えが端的に表れている作品。
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「変身」読んだのなら、じゃあ次は、みたいな具合で人に薦められて読みました。これもまた不条理な世界のお話。裁判にかけられた理由について全く出てこなくて、もどかしい。若干意味不明です。(結局わからずじまいで終わる)
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_唐突な始まり。
目が覚めると、家には監視人がいた。
監視人は伝える、「あなたは捕まったのだ」と。
突然の不条理。訴訟に対し無実を訴える。
しかし・・・。一般人にとって法律の複雑さというのは目に見えないトリッキートラップだ。
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カフカは最初は読みづらい。
独特の世界があって。
でも慣れてくるとなかなか。
煮え切らない感じもまたいいです。
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得体のしれない大きな組織、裁判所はその権力によって罪も何も犯していない一介のサラリーマンを逮捕し、彼はどんどんそこから抜け出す術も見つけることはできず淀んだ沼でもがき続け最後には何の理由かもわからず判決を言い渡した裁判官の姿を一度も見ることができずに死刑に処され死んでしまう。逮捕してきた人になぜ自分が逮捕されたのかと問うても彼はその理由を知らない。逮捕してきた人は彼を逮捕するという使命が与えられただけでそのほかのことについては何も知らない。とてつもなく大きな組織の上の方では何が起きているのか彼は知ることができない。その組織の人物でさえある意味被害者だ。理不尽な出来事が起き、それから抜け出す術は無くただどうすることもできない歯がゆい感じがした。世の中にはおそらくこのようなことがたくさんあるのだろうし今までもあった気がする。
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エンターテイメントとしても十分に読めると思うのはニコだけでしょうか。作品内にところどころ挿入されるエピソードはときおりナンセンスで笑えます。
徹底的に不条理であるがゆえに批判のしようがない。未完成であることさえ何かの暗示であるかのように思えてしまいます。
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最後の決め台詞にやられた。
その前の章が未完だから、最後の章の不穏さが浮き彫りになっていい効果出してる。
最後の章の不穏さはたまりません。
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理由もわからず逮捕という、いまの時勢ではありえない話だからこそ読んでて面白い。
カフカ作品の不条理さがよく描かれており、完全に世界観に引き込まれた。
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銀行員のヨーゼフ・Kは、朝起きたら突然逮捕され不可思議な審判にかけられる。こうした矛盾と不可思議さこそが、現代人の抱く不安である。
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翻訳がヘタクソで読みづらい。
と言ってしまったらおしまいかもしれないが、そこは翻訳者の色かもしれないが。
カフカの作品には未完のものが多いと聞くが、この作品も例に漏れずといったところだ。
なんとなく、この文章・文体だと日本語になじまないような気がした。