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【限定復刊】ナマコの眼 みんなのレビュー
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紙の本
ナマコという生き物に焦点を当て、アジアと日本の歴史を眺め直したユニークな一冊です!
2020/04/18 09:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、「ナマコ」という奇妙であるが魅力的な生物に焦点を当て、そこからアジアと日本の歴史を眺めた非常にユニークな一冊です。同書では、東北アジア、中国、東南アジアといった広大な歴史の舞台で、ナマコが人間と関わっていく過程を生き生きと描き出しながら、大文明の下で抑えられ続ける辺境地域、特に、海の民の重要性を問いかけながら、植民地主義万能の思い込みに修正を迫っていきます。同書の構成は、 大きく4部構成となっており、「太平洋の島々」、「アボリジニーの浜辺」、「東インド諸島の人びと」、「漢人の北から」といった内容で、ユニークで興味深い議論が進行します。
紙の本
交易品から捉える世界
2003/02/26 11:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
文字通り〔ナマコの眼〕から見た植民地支配をさぐる一冊。
著者はロサンゼルスに生まれ、思想研究、アジア研究を経て交易品である〔エビ・バナナ・ナマコ〕に着目する。広く伝えられることの少ない弱者(被支配者)の犠牲が世界の流通を支えてきたことが語られている。
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