紙の本
繰り返される日常
2018/05/27 04:27
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
版画の創作活動に打ち込む、ヒロインの姿が印象的でした。巻き戻される時間の中にも、僅かな救いを感じました。
紙の本
まず何をすべきか
2003/08/14 21:41
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投稿者:HRKN - この投稿者のレビュー一覧を見る
単調な日常の繰り返しを打破するのは、結局はその人本人の気持ちの持ち様でしかない。そんなことを、読み終わった後に強烈に感じた。最後の急展開は、自分の気持ちを直視できれば全てはシンプルだというメッセージなのだろう。進むべき道、やるべきことを認識した人間は強く、勢いに満ち、美しい。
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「スキップ」と甲乙つけがたい作品です。
同じ一日がくり返される「くるりん」の中から抜け出そうとする主人公の気持ちに共感できます。また、「運命の人」の関連づけ方も面白いです。
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図書館で借りた本。
なぜ今まで借りなかったのか謎だ。
面白かった。
けど最後の方がよくわからなかった。
図書館に返すのが遅れてしまった。
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ミステリーとはまた違うような、不思議な面白さがあります。
凄く作品に引き込まれて、確かかなりの短期間で読んだ本です。
展開は言いません。とにかく、面白いです。
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時三部作の中で一番好きです!
メゾチント作家の主人公の人間性にも好感が持てるし最後の言葉が心に残る。
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車が衝突して、記憶がとだえ、真希は昨日に戻っていた。そして午後3時15分、気づくとまた
同じ一日が始まる。 ターン、ターン、その繰り返し。でもいつかはリターンしたい。帰りたい…。
「時と人」の謎を探る長編小説。
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車が衝突して、記憶がとだえ、真希は昨日に戻っていた。そして午後3時15分、気づくとまた同じ一日が始まる。 ターン、ターン、その繰り返し。でもいつかはリターンしたい。帰りたい…。「時と人」の謎を探る長編小説。
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真希は29歳の版画家。夏の午後、ダンプと衝突する。気がつくと、自宅の座椅子でまどろみから目覚める自分がいた。3時15分。いつも通りの家、いつも通りの外。が、この世界には真希一人のほか誰もいなかった。そしてどんな一日を過ごしても、定刻がくると一日前の座椅子に戻ってしまう。いつかは帰れるの?それともこのまま…だが、150日を過ぎた午後、突然、電話が鳴った。
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ターンターン。
繰り返されるのは「その日に起こった出来事」ではない。
どんなに進んだとしても、自分を閉じ込める時間の檻が、ある瞬間に追いついてくる。
ターンターン。
自分以外の何者もいない空間を「毎日」繰り返す苦痛。
何者にも縛られない。けれど確実に囚われの鳥。
何も残せないのならば、繰り返す永遠に意味があるのか?
と考えてみたり。
二人称の小説って読んだことは(ほとんど?)ないから、初めは慎重に読んだんだけど、「声」の主の正体がわかったときには「やられた!」って思った。
最後に自分と重なるシーンもとても自然で、なめらかで、上手い!って思いました。
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その時間になると、何度も何度も、きのうに戻って同じ時間が流れる。しかもまわりには誰もいない。受話器で繋がった二人の物語。
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初めて読んだ北村サンの本がこれ。
入りはするりとはいかなかったけど、後からじわじわはまりましたね。
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はじめいきなり誰かとの会話から始まって1/3ぐらいまで会話でほとんど占められていて(しかもかすかに甘い会話に思えたので)「なにこの状況」と、ちょっとイライラしながら読み進めましたが…。(ちなみに後で会話している相手の正体は分かります)主人公の真希さんに好感を持ちました。一人だけ時の迷路に取り残されて、誰かや
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スキップ リセット ターン の3部作。
でも夏!といったらターンです。
午後3時の5分間の恐怖。
読んだのは5,6年前ですが、覚えています。
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再読。
3部作の中では1番好き。後味が良いせい?
そういえばこれが書かれた頃は、まだ携帯電話を持っていない人が普通にいて、セルフのGSもなかったんだなと、しみじみ思った。