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お話を作る仕事をしているお母さんと さきちゃんのお話。
さきちゃんが眠る前、ご飯を食べる時、学校から帰ってきた時。
いろんな場面で お母さんはお話をしてくれる。
さきちゃんが ふともらしたひと言から お話の世界が広がることもあり
お母さんが見たものから お話が始まることもある。
さきちゃんの感受性と お母さんのそれを大切に思うあたたかいまなざし。
ほんゎか きゅんっ とする 12の小さなものがたり。
おーなり由子さんの ふんゎりやさし気なイラストが 包み込まれるようであたたかい。
一味違った北村薫さん…なのかな。
タイトルはお母さんの歌うこの歌から
――月のー砂漠を
――さーばさばと
――さーばのーみそ煮が
――ゆーきました
今 心にゆとりがなくなりかけているかな?
と 感じている方にお薦め!
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9才のさきちゃんと作家のお母さんの毎日の物語。
お父さんが直接登場しないことにも何かわけがありそうだけれど、はっきりしないまま、特に何がどうなるわけでもなく、さきちゃんとお母さんのやり取りに笑ったり切なくなったりしながら、ふと気づくと最後のページ。
「あぁ、子どもの頃、こんな感じのことってあったよなぁ…」としみじみできる。たくさん入っている、おーなり由子さんのイラストも物語の雰囲気とよく合っていて、心温まる一冊。2006.6.4
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あの日子どもだったわたしと、いつかおとなになるあなたと、ともに暮らす日々のきらめき…。
9歳のさきちゃんと作家のお母さんの、おかしくて、せつなくて、たのしい日々を描く、
カラーイラスト40点入りの12の物語
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いいなあ。北村さんにおーなり由子さんの絵。こんな本、寝る前に少しずつ読んでもらいたいな。読んであげたいな。
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あの日子どもだったわたしと、いつかおとなになるあなたと、ともに暮らす日々のきらめき。せつない想い、あたたかいまなざし…9歳のさきちゃんと作家のお母さんの毎日を描く、カラーイラスト40点入りの12の物語。
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小学三年生のさきちゃんと、お話を書くお仕事をしているお母さんの日常。
可愛らしいお話。前回読んだ北村薫の『水に眠る』とは系統が違うけど、文章に含まれてるちょっと不思議な雰囲気は似てると思った。おーなり由子の挿絵で絵本みたいに(絵本なのか?)、ゆったりと流れてゆく物語。
自分がさきちゃんと同じ歳の頃を思い出しました。確かに、変なことを真剣に考えたりしていたなぁ・・・誰にも見られていない時、自分は存在してないのかもしれない、とかネ。
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心温まる母子の話。簡単に読める。ちょうどプラネタリウムの「銀河鉄道の夜」の待ち時間に読んだ。タイムリー。
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めちゃんこ可愛いお話でした!
お母さんとムナカタくんのやり取りが可愛かったです。
お母さんになるならこんなお母さんになりたい!
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小学3年生のさきちゃんとお母さんの日常が淡々と描かれている物語です。
友達の様な関係の2人ですが、お母さんは時々さきちゃんの未来に思いを馳せます。
「あるあるこんなこと・・・」小学3年生って不思議な時間ですね。
クスっと笑い、ホロリと切なくなる物語です。セイジュ
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ちょっと現実離れした不思議な母娘の物語。
こんなふうに子供の話を聞いてあげられる
お母さんって素敵だなぁと思います。
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はじめての北村薫さん。
まゆさんの日記を読んで、『ひとがた流し』が読みたくなったのですが貸出し中だったため、どうやら登場人物がリンクしているらしいこの作品を先に読んでみました。
北村さんといえば本格ミステリのイメージでしたが、まったく違いました。
9歳のさきちゃんと作家のおかあさんのほのぼのとした暖かいふたり暮らしの日常が描かれています。
こどもなりの理屈で行動するさきちゃんに対する、おかあさんの目線がとてもやわらかくて、こうなれたらいいなぁと思わずにいられませんでした。
おーなり由子さんのイラストが非常にぴったりで、ひさしぶりに手元に置いておきたくなる本に出会いました。
そういえば内容は違うのですが、山田詠美さんの『風葬の教室』を思い出しました。
小学生のおんなのこつながりかなぁ。こどもの透明感とか。
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お母さんと女の子のお話。
女の子の視点でお話が進んでいく。
お母さんの女の子に接する姿勢がすき。
子供がいない時の読んでもいいなぁって思ったけど
実際に女の子の母になってから読み返してみて
こんな母親に、そしてこんな親子になりたいなって
改めて思った。
きっとこれからも何度も読み返して、その度に
今の自分を反省したり、振り返って懐かしんだり
感じ方が違ってくる本だろうなって思う。
おーなり由子さんの挿絵がまたとっても素敵です。
それを見てるだけでも幸せな気分になる。
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引用はなし。
まだ読んでいない北村作品ということと、
さっくり読めそうだなぁ、とおーなり由子さんの絵がかわいくて、借りました。
最初のうちは、のほほんとしているのだけれど、
その根底に、ちょっぴり切ない構造もあったりして。
なんだか、代わり映えの無いところで、何も考えずに生きている私にとっては
ちょっぴりいたたまれなく感じてしまう部分もあったりしたのだ。
そう思っていいのかどうかもわからないのだけれど。
それでも、二人の関係性は、明るく楽しく、いいなぁ、と思った。
特に女同士ってこともあるのかな。
そうやって、子どもは徐々に成長していくんだろうなぁ。
【7/31読了・初読・市立図書館】
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お母さんとさきちゃんの、心温まるお話と、おーなり由子さんの絵がまたよくて、ステキな話でした。
母子家庭に限らず、母と娘の関係なら、誰でも共感できるのではないでしょうか。
いや、母と息子、父と娘とかだっていけるいける!
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母子家庭の話。なんとなく一人ずつだといつも忙しいのかしらって想像していたのだけど、ゆったりしてる。親子が無理せず向き合ってる感じがする。
お母さんが想像力豊か!あんなふうにポンポン童話出てこないよ!
見方が柔軟なんだろうなあ。
自分が前のめりだからなお羨ましくなる。