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日本人の誰もが泳げるようになる本 幼児から百歳まで全員集合! 楽しくて健康・理想的なからだができる! みんなのレビュー
- 鈴木 大地 (編著), 藤本 秀樹 (編著)
- 税込価格:1,650円(15pt)
- 出版社:中経出版
- 発行年月:2000.8
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紙の本
「水泳の基本はリラックス」
2000/11/05 18:46
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:金子麻里 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は自他ともに認めるスポーツ好きだが、今の生活で、自分でやることはほとんど無縁だ。テニスやソフトボールなんか時たま無性にやりたくなるのだが、いかんせん球技は相手がいないとできない。人数を集め、スケジュールをやり繰りする面倒を思うと、たちまち「やーめた!」とやる気も失せる。そして私の向かう先が、何を隠そう「プール」。
1人で近くの市民プールに行き、1時半程度で約2kmを泳ぐ。多い時は週4回も行く。行ったからといって別に知り合いもいないし、ただ独りで黙々と、ひたすら泳いでいるだけなのだが、それで結構楽しい。この本が薦めているのも、そういう泳ぎ方である。
私は小学生のころ全く泳げなかった。水しぶきが数滴顔に飛んだだけで泣き出すほど水が怖く、海で溺れたこともある。学校から「泳げないにしても限度を超えている」と言われた母親は、ひと夏、1日も休まず私をプールに"強制連行"し、有無を言わさず水に放りこんだ。だがその母も実は泳げない。そして私はちゃんと教えてもらったわけでもないのに、ひと夏で泳げるようになっていた。つまり本書の冒頭にある「泳げないのは水に親しむ時間が不足しているから」ということを、身をもって私は経験したのだ。
カエルになった私は、大学時代はスイミングクラブのインストラクターのバイトまでしていた。水中は息ができないし、水は手ごたえがあるのにつかめないし、恐怖で泣き叫ぶ子供たちを、水遊びから始めて慣れさせた。本書第1章のとおり「水泳の基本はリラックス」。人間はどうやったって水中で呼吸はできないが、リラックスすれば決して沈まない。沈まなければ怖くない。頭をポカーンと空っぽにしてダラーっと全身の力を抜くと、誰でも浮く。ダラけきった状態でストレスがかかるはずがない。だから水泳はストレス解消になる。汗でベタベタにもならないし、体を動かす爽快感もちゃんとある。
ついでに私が一番好きなのは「音」。プールでも水に入ると、巻き貝を耳に当てた時と同じ懐かしい音がする。「水泳はイマイチ」という友人を連れ出し、今週も私は「日本人の誰もが泳げるようになる」実践をする予定です。
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