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制覇せよ、光輝の海を! 上 みんなのレビュー
- キャサリン・アサロ (著), 中原 尚哉 (訳)
- 税込価格:880円(8pt)
- 出版社:早川書房
- 発行年月:2000.8
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文庫
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紙の本
家族の肖像
2002/07/26 16:41
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投稿者:迦鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
〈スコーリア戦史〉の三作目。一作目の「飛翔せよ、閃光の虚空(そら)へ!
」の直接の続編で、ソズとジェイブリオルのその後がえがかれます。
宇宙の覇権を争う2大帝圏の物語なのですが、なんとなくローン系サイオン・家族大河小説といった趣があります。もちろん、戦争の話ですし、クライン瓶、超感ウェブといったSF要素もたっぷりなのですが。
ソズの兄、王位継承者オルソーは娘の若者らしい奇妙な言動にとまどいを見せ(「紫外線な子はみんな行くわ。ぜったい大騒ぎなんだから。ぜったい銀河腕なんだから」という若者言葉が笑えます)
長兄スコーリア王クージは、出生と子供の頃の家族問題、自分が引き起こした祖父の死などから機械のように固い殻をまとって心を見せない。そしてクージを癒すのはひたむきに彼を慕う一人の娘。
やっぱりこのシリーズ、テーマは「愛」です。
婚姻を繰り返しているせいで家系図がややこしい上に、似たような名前が多い(二作目の主人公もオルソーという名前ですが、この話にでてくる人とは別人。)ので、最初に掲載されている登場人物名一覧と家系図を確かめながら読むことをおすすめです。
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