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うちのワンたろーを飼ったとき、いろいろ読みあさった中で一番面白く、且つタメになった(と思われる)本。
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犬の知性についての本。とても面白い。唯一残念なのは本の訳題。興味をひきそうなタイトルをつけたのだろうけど、素直に「犬の知性」とそのままに訳しておいた方がよかったと思う。
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やっぱりテストをやってしまいました。
IQテストは58点。
特筆すべきは、テスト10で「冷蔵庫」「映画」と呼んだ時、
「頭、大丈夫?」と言う顔をした事。<泣
しかし、従順性テストはタイプAばかりの14点。
経験豊かな訓練士と、たくさんの訓練が必要との事。
未だに噛み付くのも仕方ないのかなと納得。
犬の気持ちを知るには同じ著者の「犬語の話し方」がお勧めです。
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自分の犬のことを考えて読みました。わたしの犬は、おりこうさんです。いうこともきくし、日本語を理解しているみたいです。でも、もし私のいぬがデキの悪い犬だとしてもすごく可愛がると思います。どちらにせよ、ペットは私にとって宝物です。可愛がってあげたいとおもいます。
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欧米の犬の本を読んでいてよく面食らうのは、
・犬に思考能力はあるのだろうか
・犬は自意識があるのだろうか
といった命題がちょいちょい出てくること。「犬に魂はあるだろうか」といった言われ方をすることもあるが、いずれにしてもこれ真面目に聞いているんだろうか。こいつら犬飼ったことないのかよ、と不思議に思っていた。キリスト教からみなんだろうとは思っていたが、この本を読んで初めて状況がわかった。なるほどねえ。
本書は犬の種類によって姿かたちだけでなく、能力(というか好み?)や性格にはっきりと傾向があることを認めて、解説してくれる。犬マニアにはこたえられない本だ。アフガンに名前つけても無駄(呼んでもこないから)という話を聞いたことがあるが、元ネタはこの本らしい。アフガンは付き合いないが、友だちになってみたいな。
それにしても酷い邦題だ。The Intelligence of Dogsという原題もイマイチだが(わかりやすいけど)、ここまで酷い邦題をつけることもないだろうと思う。こういう本を読みたい人はこういうタイトルの本を買わないし、こういうタイトルの本を読みたいひとは本書は飽きるだろう。買わせさえすればあとはどうでもいい、と思ったんだろうが、Intelligenceのかけらもない。名著なのに。
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本書は、愛犬家の心理学者があまたある犬種そして時には個性にまで踏み込んでワンコの出来の良し悪しを学者としての分析を踏まえ、ものもした一冊である。一般論を目指した為に挿入される犬と人間が繰り広げるエピソードは事実にフォーカスされ、味もそっけもない。しかしながら、本書を通じて、様々な犬種の間には人間と犬の共存の過程で進化と淘汰を繰り返したことによる形而上の違いもさることながら学習する能力や元々備わっている能力に大きな差異があることがわかる。また、知性を推し量るための犬用のIQテストは興味深い。早速、我が家のトイプードルに適用してみても本書に記載されている犬種のスコアとほぼ同様の結果をみた。(トイプードルは2番目にいいスコア!)日本では欧米のようにハンドラーによる犬の教育が一般的ではないので、飼主が基礎的な訓練を行う必要があるし、一方で素人にはどうにもならない愛くるしいバカ犬が闊歩しているのも事実である。そのバカさが犬種からくることが分かっていれば自ずとそのような犬種の選択をしなくなると考えられ、日本ではこのような本が待望されていたと言っても過言ではない。大金はたいて家族となった犬がバカ犬だったら大金払って苦労を背負い込んだと同じであり、それを道楽と笑い飛ばす胆力は誰にでもあるものではないからである。これから家族にワンコを迎えようと思うのなら是非にお勧めする一冊である。