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コンピュータのきもち 新教養としてのパソコン入門 みんなのレビュー

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みんなのレビュー8件

みんなの評価3.8

評価内訳

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8 件中 1 件~ 8 件を表示

紙の本

【コンピューターのきもち】&【人間のきもち】

2002/11/02 11:44

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:栗山光司 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 [人間の気持]と[コンピューターの気持]が出会った時、どんなシーンを想像するだろうか。恐らく格闘技のリングでなく、お見合いの席で恥らう二人が相応しい気がする。お互いインタラクティブな会話をしようと、愛に飢えているのだが、どのように接してよいのか五里霧中で、孤独に慣れたコンピューターは、益々自分の殻に閉じこもり痺れを切らした人間がコンピューターの気持を踏みにじってしまう。筆者はそれをメタリカの名曲[ONE]みたいな状況と書く。 =いったい自分はなんのためにコンピューターとしての生を受けたんだろう。この茫漠たる暗闇。この永遠の孤独。この果てしなき虚無。コンピューターであるというのはそういうことだ。神よ、いつか救われる日がくるのでしょうか。=

 従来のIT本と違う切り口で山形はコンピューターの誕生、成長、未来へと柔らかい言葉ながら、ラジカルに語る。兎に角、コンピューターの感性まで判って欲しいとの想いが伝わる。生きた人間の我々はリアルな欲望が摩滅している。コンピューターに欲望を捏造してもらって、何とか生きている。アマゾンコム等、カスタマイズされて、(あなたの欲望が先取り)されている。購買履歴から予測される私への欲望は外部からやって来、内部の欲望が不確かなものになっている。自信満々にこれはお客様(固有名詞で)向けの本ですよと、(コンピューターの気持ち)からクールに告げられると動揺する。そんな(人間の気持ち)もあって、そこまで、突出していないbk1を利用しているのですが。 
 
 ところで、私はPCを始めて日が浅い。出来る限り身近に仲間がいるとスキルアップに良いと思い、後れ馳せながらやり始めましたと連絡すると、友達は当初の熱気は冷めて蓋を閉めたまま御蔵入り。何とかやっている人もメールは携帯で間に合っており、一週間に一度しかPCを起動しない。面倒だという物臭が多い。現役の会社人は仕事で使っているが私的に使えない。帰宅してまで、デスクトップの画面とにらみっこするのは健康に良くない。こちらの熱気に水を差す。「それで、何をしたいのか?」と意地悪な問いを発する。他の友のアナログ派はPCは人間の気持ちを干涸らびさせる悪役だと信じて私の勧誘には乗らない。せっかく、やり始めたのに周りはアナログ派か携帯派。ゲームは問題外で興味なし。デジカメは面白そうだが本には負ける。

 HPを持てばヤル気を継続する事が出来るのではないかと思って友人の画家榎本香菜子を覗くと、【少年】をテーマーにした彼女の油彩の作品群に圧倒され、画家の個展会場としてHPは便利の良いものだと納得したが、問題は私である。途中で「や〜めた」にならないためには明確な目的を持っていなければならない。私の場合、表計算は必要ないし、やってすぐはネットサーフィン、CDコピー、DVD鑑賞と本来の機能は余り使わなくなった。メールのやりとりも段々面倒になってくる。【コンピューターの気持ち】を無にする危機が目の前に迫って、友人達の二の舞を踏むのではないかと危惧したが、bk1の投稿書評という救いの手が差し伸べられたのです。私のPCが蘇りました。そういう感謝の気持ちを込めて〔コンピューターのきもち〕の書評を書きました。ありがとう!

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紙の本

コンピュータのきもち

2002/12/20 20:34

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:You - この投稿者のレビュー一覧を見る

小難しそうなコンピュータのカラクリが赤ン坊の耳タブぐらいに軟らかくカキ氷ぐらいに砕けた表現で解説されてます。「コンピュータなんかわかんなくていいよ」って云う文系の人、または「ひょっとしたら自分は少しばかりヲタクじゃないんだろうか?」と云う人に是非とも読んで欲しい一冊。

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紙の本

編集者コメント

2002/09/17 18:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アスキー 担当編集者 - この投稿者のレビュー一覧を見る

●これまでにない贅沢なコンピュータ入門書

 ソフトの使い方が覚えられない。メールやワープロは使っているけれど、表面的なことしかわからない。トラブルが起こるともうお手上げ。とにかく、なんとなくパソコンに納得がいかない。こんな人は多いのではないでしょうか。
 これらはすべて「コンピュータのきもち」がわかれば解決できる、はずです。

 本書は、コンピュータの仕組みや歴史を楽しく教えてくれる本です。こういう知識を知ることで、読者のみなさんとコンピュータのきもちを通じあわせることができるのではないか、というのが本書のねらいです。
 このやりかたは、マニュアル本で使い方を覚えるのに比べると遠回りなように見えるかもしれません。しかし、このような根本的な部分をおさえるのが、コンピュータを「わかる」ためには有効なのです。しかも、こういう知識は古くなりません。この先コンピュータがどんなに進歩しても中心となる部分はあまり変わらないのです。
 これまで、本書のようなコンピュータの知識の「幹」の部分をやさしく解説する本は、ほとんどありませんでした。理由は簡単で、それはとても難しいことだからです。著者の山形浩生さんは、bk1 のコラムでもおなじみですが、鋭い評論とわかりやすい説明で定評のある書き手です。山形さんの力で、この難しい課題をクリアできたのではないかと思います。ともすれば無味乾燥になりがちなテーマを、映画や文学、科学、ポップミュージックなどの広い分野の話をまじえて、「コンピュータのきもち」を楽しく、わかりやすく解説します。
 おおげさではなく、みなさんの人生を少し豊かにできる本なのではないかと思っています。ご一読いただければ幸いです。

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2007/01/22 21:47

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2009/01/20 00:07

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2011/04/23 15:56

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2013/12/14 18:56

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2014/05/15 21:30

投稿元:ブクログ

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