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外国作品の翻訳ものはあんまり好きじゃなかったけれど、でもこの作品の翻訳にはとてもセンスを感じて大好き
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書評がすごく良かったので買ってみたけど・・・
私にはあまりはまらなかったかな。
でも一応最後まで読めました。
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ジュンパ・ラリヒの『停電の夜に』を読み終える。さすが、O.ヘンリー賞を受賞しただけはある。濃縮されている。ある一文でがらっと展開が変わってしまう。アメリカ人だが、インド系としての自分のルーツを生かした内容に読みにくさはない。新潮クレストは本当にいい仕事してますね。
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非常に聡明な印象を受ける米在住インド系女性の小説。【異文化】とは夫婦、家族、恋人という【関係=社会】の中にもあって、それがなんとも切ないやら、寂しいやら・・・オトナになるってニガイものよ。
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読書会で扱った本。
題名の選択やら台詞の選択やら、細かいところが大きなところに繋がっていて、全体の構成に繋がっていく。
読めば読むほど秀作。
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たくさんの、うそのかたち。
赤く渇いた風の湿度のない軽さ。
人はみな、孤独の双子。
さみしさも、明るさも
ありとあらゆるものを内包しながら
夜を繰り返し繰り返し積む。
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毎夜1時間の停電の夜に、ロウソクの灯りのもとで隠し事を打ち明けあう若夫婦―「停電の夜に」。観光で訪れたインドで、なぜか夫への内緒事をタクシー運転手に打ち明ける妻―「病気の通訳」。夫婦、家族など親しい関係の中に存在する亀裂を、みずみずしい感性と端麗な文章で表す9編。ピュリツァー賞など著名な文学賞を総なめにした、インド系新人作家の鮮烈なデビュー短編集。
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身近な関係に修復不可能な悲しい亀裂が入る瞬間を独特の切り口で著している短編集。あーあるなぁ〜とちょっと切ないようなやーな気分にもなる。
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表題を含む全9編の短編集。
全編を通し、すれ違いや失望、苦々しさといった負の感情の表現力が際だちます。
なんともいえない寂しさと暖かさが同居した作品。
また、「ピルザダさんが食事に来たころ」・「三度目で最後の大陸」の力強さは、表題の「停電の夜に」とはまたひと味違う奥深さ。
余談ですが、作者の顔写真、結構美人です。
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短編集。描かれた日常の空気に、生きることの愛しさと切なさが浸透しています。いつまでも心から消えない作品です。
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短編集。わたしは最後の話が特に好き。
前半から半ばまでは淡々と進んできたものが、最後にバンッ!と来る。
この最終話のためだけに買っても惜しくない。
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人は誰でも一生孤独なのかもしれません。でも自分を理解しようと思ってくれる人がひとりでもいてくれたらそれだけで心が温かくなります。
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以下のページで触れてます。http://blog.livedoor.jp/subekaraku/archives/8389040.html
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すばらしく読ませる作家だなあと思った。ストーリーテラーという言葉はこの人のためにあるのではないだろうか。全てが幸福ではないけれど、そういうもんだよね、きっと。
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ロンドン生まれ・アメリカ育ちのインド系女史による短編集。人と人との間で感じる孤独や隔絶感は、ただ異邦人だからではなく…。劇的ではない、けれど現実の重みとなって人生に切り込んでくる日常のドラマ。さらさらとした簡潔な文章で綴られる、人生の悲哀と幻のような幸福が切ない。