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中巻からは、阪神特殊鋼の高炉建設に加えて、いよいよ阪神銀行の合併問題がメインになってきます。さらに、鉄平と大介の関係はますます悪化の一途。鉄平視点で読んでいると、大同銀行の三雲頭取の温かさが何より救いです。
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昭和40年代の銀行(の裏側)で、こんなに恐ろしいことが起こっていたなんて・・・・・・・(絶句) 「白い巨塔」「沈まぬ太陽」より凄まじい。。
それと、高須相子、怖っ! 彼女をここまでさせているのは、いったい何なんだろう、と思ってしまった。
そしてそして、鉄平はどうなってしまうの。。。(下)の裏表紙に書いてあるあらすじの内容が気になって、ますますのめり込んでしまいそう。
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ドラマ公開前日に(中)を読みきる。
白い巨塔のキャストでいけんじゃね?と思った。
多分、ドラマは将軍と肖像画に翻弄される人が続出だと思う。
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「小が大を食う」合併計画を進める中、次女・二子の結婚問題が起こってくる。閨閥結婚を迫られながらも、兄・鉄平の友人である四々彦にひかれ二子の結婚は……?また、鉄平の出生秘密も絡み合い、万俵家では確執が深まっていきます。
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この話の中で私が惹かれるのは、理想に向けて情熱的に、真摯に仕事に取り組んでいる鉄平の姿です。
でもそれは理想だけが空回りして、現実には上手くいかない。もっと上手で、巧妙な陰謀によって・・・。とてももどかしく、ハラハラさせられました。
そんな鉄平と三雲との信頼関係にホッとさせられます。でもそれはビジネスという戦場では甘さでしかないのです。
美馬と相子の野心も興味深かったです。
普通の家庭に生まれ、育ったものが上に上がろうとするためには、ここまでしなくてはいけないのか。。。哀しいけれど、これが現実なのでしょうか。
寧子も銀平もあきらめてしまった現実に、立ち向かおうと反抗する二子が、せめてもの救いに感じました。
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鉄平に感情移入しているんで、相子の言葉一つ一つがいやらしいと思える。大介を見てると、バンカーって怖いなあ、って思えてきたが彼の場合は敬介を嫉妬しすぎてるところから冷たい態度を取ってるようにも思える。
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どん底へと進む長男の苦難がひしひしと
伝わってくる。
タイトルとはかけ離れ、様々な人間に
頭を下げ資金を集める件が印象的。
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悲惨だと思いませんか。実の父親に会社を潰されるなんて...全体的にすこしダラダラ感がありましたが、この調子だと下巻は凄そう...!!!
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阪神特殊鋼の専務万俵鉄平は、米国企業からの増注契約をキャンセルされて危機に陥る。旧友である大同銀行の三雲頭取が多額の融資を了承してくれるが、その矢先、熱風炉が爆発するという事故が出来―。一方、万俵家の次女二子は、総理の縁戚と見合いをしながらも、鉄平の部下である一之瀬に惹かれていく。万俵家に同居する大介の愛人・高須相子が企む華麗な閨閥づくりの行方は…。
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結構読む時間が割けたので2月中に読破。ドラマよりも抑揚の無い展開ですが、ドラマに無い話も含まれていたりもする。
ただし、ドラマの方がわかりやすくドラマチックにはなってるかな?
同時進行で読むと話ごちゃごちゃになるから興味ある人はどちらか片方にした方がいいと思います^^;
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丁度高炉が爆発したところで中巻が終わるのが憎いです(笑)自分の野望の為に鉄平をどんどんと追い詰めていく大介が恐いです。
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ドラマにない展開など原作はかなり楽しめる。
綿貫は原作も鶴瓶でピッタリ(笑)
すんなり置き換えて読めた。
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ドラマと並行して読み進めていくはずが、ドラマの方がどんどん先に進んでいってしまい、最後の方だけが気になったので、途中で読むのを切り上げて、下巻に移ってしまいました。なので、感想は下巻へ記入します。(2007年3月)
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購入者:宇都宮(2007.3.13)返却:(2007.5
21)
貸出:矢北(2007.9.17)返却:(2007.11.1)ドラマと違う部分も多く、楽しめます。他人の野心って傍から見ると滑稽で面白いと思ってしまいました。
貸出:丸橋(2012.12)返却:(2012.12)
ドラマの再放送やってたのでキャストをみてみたら嫁は原田美枝子、愛人は鈴木京香って北大路欣也マジ豪胆。
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様々な人間の欲望を形にした小説。一族の争いや企業家としての戦いなど見所がたくさんある。親子間としても、企業家としてもふさわしくはない冷厳な決断をする大介の凄まじさを感じた。