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かの有名な(笑)ステファニー・プラム・シリーズとは別の新シリーズ第一作。
ヴァージニア州パーセルビルに住むビリー・ピアスは、子供たちが前夫とともに夏のバカンスに出かけている間に、ポロ教室に入った。ポロ教室の先生は、地元の大富豪で、新聞社の経営者でプレーボーイの誉れ高いニック・カハチェクというすこぶるつきの男前。
まじめでドジなビリーはポロ教室で馬に足を踏まれ、ニックに介抱される羽目になった。これまで知っていた女性とはまるで違うビリーに恋したニックは、従妹のディー・ディーを彼女の家に押し付けるのを手始めに、持てる技術を総動員してビリーを口説きはじめる。一方、ビリーの家の周りでは泥棒がううろつき害虫が大発生、ニックの家では爆破事件とてんやわんやの中、ニックはビリーに結婚の約束を取り付けたが・・・
ミステリと言うよりロマンス小説といった方がいい作品ですが、ステファニー・シリーズの持っている、ドキドキハラハラ感やどたばたぶりは共通していて楽しい。
まじめな小学校の先生でタダシイ生活をしたがっているビリーに、これまでの女性とは違う「愛」を感じて、戸惑いながらなんとか口説き落とそうとするニック。その行きつ戻りつ感が、うっふんです。
また、ニックの従妹のディーディーと彼女の婚約者のプロレスラー「殺し屋フランキー」、ディーディーの弟マックスなど、脇役が面白い。後半はミステリの要素もちょっぴりきかせてありますが、これはまあ、ロマンスを楽しむ作品ですね〜。この第一作ではまだ登場しないカハチェク家の召使にして父なる存在のフォンの存在が気になる〜。次作もきっと読むでしょうね♪
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ステファニー・プラムシリーズでお馴染み、イヴァノヴィッチの新作。御伽噺並みにハッピーエンドに向かっていくが、独特の脇キャラの個性は健在。
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ちょっとしたミステリは入るものの、やっぱりロマンスものの範疇に入るのかなあ。正直なところ、もうあなたたちが惹かれ合ってるのは十分わかりましたから!と何度か言いたくなりはしたけれど、かなりおもしろく読めた。さすがイヴァノヴィッチ、普通のロマンスものとは違って、ただのキレイキレイではなく。ユニークでユーモアがあって。登場人物全員、どこかちょっとヘンだけど好きになれる。とにかく、気楽になにか読みたいときはぴったり。先に二作目の「気分はフル回転」を読んでいたんだけれど、それをもう一度読みたい気すらしてきました。
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子供が夏休みの旅行で留守中にポロ教室に通うビリー。ポロ教室の講師で大金持ちのニックとバツイチのビリーはビビっと恋に落ちる。どんどん深まる二人の中、ところがビリーの身の回りに不審なことが起こり出し、ニックの家では事件が続発。
大金持ちのハンサムな男性と二児の母(たぶん美人)のロマンスなんて、ハーレクイン的。
ミステリというより恋愛小説で、もう二人には当てられっぱなし。それでもウンザリしないのは、ディーディーと婚約者のレスラーとか、生意気だけどまだ幼さが残る子供たちとか、そして、何よりマックス!の存在のおかげ。
イヴァノヴィッチの本ってオタクがよく出てくるよね。マックスは「お仲間」というより、ボスキャラだけど。
読み終わると、うちのチビずをギューってしたくなる。
恋愛小説なのにね。
ヒロインがメソメソして助けられてるだけじゃないのが、爽快。
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50ページほど読んで、愕然とした。なんと私がラブコメディーを読んでいる!!!
買う時はユーモアミステリーの類だろうと思って買ったのです。しかし、正真正銘のラブコメディーでしたね。なんと。。。。
まあ、最後に少しミステリー要素は出てくるのですが、付け足しみたいなものです。
最初の方は可笑しかったですね。結構笑えます。しかし、後半。特に恋人の奇妙な従兄弟達やプロレスラー達の扱いは、もう一工夫あっても良かったかと。ちょっと月並みな感じがします。で、最後の方は少々流し読みになってしまいました。でも、まあまあかな。女性向けでしょうね。