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紙の本
本当のクライマックスが待ち遠しい
2004/12/24 03:25
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちょも - この投稿者のレビュー一覧を見る
手習重兵衛シリーズ最新作。第1弾ではどこから何のために江戸にやってきたかなぞのまま終わった本シリーズ。前作第3弾でその謎がはっきりしながらも強敵との対決を残したまま終わり本作がシリーズ第4弾。敵である遠藤恒之助は、いつでも重兵衛を討てる状態にありながら彼が鍛錬を終え自分を倒せる自信を持つまでじっと待っている。重兵衛が剣の腕を磨く間には、おなじみの町方同心とのやり取りがあったり故郷から許婚を名乗る女性が江戸に来たりとサイドストーリーも退屈させないのはさすが。文庫本で約300頁の内、重兵衛と恒之助の決闘シーンはほんの数頁でしかないのだがそこの迫力は読んでいてたまらなくなる。意外な結末にはあっけにとられたが、本作で重兵衛の鍛錬の間、恒之助が待っていた分、次回作までは重兵衛が待つということか。そろそろ本シリーズ本当のクライマックスが近づいてきているように思う。シリーズ第5弾が今から待ち遠しい。
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