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30 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

素晴らしきかな、ジャック・リッチー(カーデュラとターンバックルを除いて)

2007/10/17 09:17

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:APRICOT - この投稿者のレビュー一覧を見る

ジャック・リッチーとの出会いは、小鷹信光編の「詐欺師ミステリー傑作選」。「詐欺師…」の前半は、軽妙洒脱で痛快で、ひねりの効いた話がそろっていて、とにかくおもしろかったが、リッチーの『転職への道』は、着想のスマートさで特に印象に残っている。そのリッチーの短編コレクションである本書が発行されたと知り、小躍りして喜んだ。だが高価なハードカバーなので、図書館に入るまで待とう…と思っているうちに忘れてしまい、今になってやっと読んだ次第。文庫か新書なら即買っただろうに。(以上の文章は、A・H・Z・カーの短編集「誰でもない男の裁判」の書評の前半とほぼ同じだが、実際に同じような事情なので、ご容赦いただきたい。)
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期待に違わず、とてもおもしろかった。読みやすい軽快な文体、気の利いた着想、スマートな切れ味と、手放しに楽しめる。後味が悪い話が全くないのも、作者のセンスの良さを感じさせる。まさに小粋と言うにふさわしい。ジャック・リッチーは最も好きな短編作家の1人になった、と言っても過言ではない。
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だが残念な事に、後半は迷刑事ターンバックルと、超人探偵カーデュラを主人公にしたシリーズ短編が6編も続く。おもしろくない事はないが、ユニークさが際立ちすぎて、切れ味はイマイチ。非シリーズ物に比べると、どうしても見劣りすると感じてしまう。ターンバックル物を1編、カーデュラ物を1~2編に減らして、その分非シリーズ物を増やしてくれたら、まちがいなくもっと高い得点を付けただろう。

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紙の本

もっと他の作品も読みたい……できたらもう少し廉く文庫かなんかで(笑)

2009/05/09 05:49

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SnakeHole - この投稿者のレビュー一覧を見る

2006年の宝島社「このミステリーがすごい!」海外部門で堂々1位に輝いた,でも実は1983年に亡くなっている米国人作家の短編集。

巻末の解説にもあるように,「マンハント」,「ミステリマガジン」,「EQ」などのミステリ誌に350編を超える短篇小説を発表しているにも関わらず,生前に出版された著書はたった1冊だった。この「クライム・マシン」は2005年に初めて出た邦訳本。以前2冊目の邦訳,「10ドルだって高すぎる」を読んで気に入ったのでこっちも買ったわけ。

その作風をヒトクチで言えば「星新一がミステリを書いた感じ」かな。たとえばあなたがすご腕の殺し屋だとする。ある日男が一人訪ねてきて,あなたが人を殺すのを目撃した,という。目撃者はいなかったはずとあなたは思うが,男の話は実に具体的でその場で見ていたとしか思えない。疑うあなたに男はとんでもないことを言いだす。実はワタシはタイムマシンを持っており,新聞でその事件を知ってからその日その場所にタイムマシンで行ってそれを見たのだ,と。もちろんあなたはそんなヨタを信じやしないが,男が重大な証人であることに変わりはなく……と,これが表題作「クライム・マシン」の導入部である。

かなり昔,吉行淳之介が編集した「奇妙な味の小説ー現代異色小説集」というアンソロジーがあったが,どれ1本採ってもあれに収録されておかしくない出来である。表題作の他,MWA賞受賞作である「エミリーがいない」なども傑作だが,ある特異な事情を持つ私立探偵カーデュラが活躍する連作が実になんとういうかオレのツボである。もっと他の作品も読みたい……できたらもう少し廉く文庫かなんかで(笑)。

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2007/05/07 21:53

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2006/09/05 23:24

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2010/09/01 18:55

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2011/03/20 02:06

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2008/10/25 13:04

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