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本屋に行けば、たくさん経済に関する本がある。
それを開けば、そこには百冊百色の主張がある。
その本を読めば、どの主張も絶対的に正しいかのように書かれているけど、実際はどうなの?
そう思ったアナタは是非これを読んで、
それぞれの主張の相対化をしてみて欲しい。
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いろんな経済論戦をテーマごとにまとめた本。
対立軸をうまく設定してくれて、本人はだいたい中立(傍観者)的立場からまとめてくれているので論点がわかりやすく読みやすい。
ただ、2005年に発刊された本なので、扱っている内容が古い。電車の中で、さらっと読みすすめてしまった感が否めないので、あらためて整理できるようにしたい。
ちなみに、扱っている話題は、
1、郵政民営化
2、不良債権問題
3、金融政策の効果
4、財政再建の必要性
5、構造改革
経済問題を扱った本を乱読する(1冊ではするっと忘れる)中で、知識を少しずつ付けていかなければなあと改めておもった。
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[ 内容 ]
バブル崩壊以降、長期停滞に陥った日本経済を回復すべく様々な政策が打ち出された。
賛否をめぐってエコノミストが絶え間なく繰り広げた論争は、それぞれ何が原因で、どう対立し、結局何が正しかったのだろうか。
郵政民営化、不良債権処理、金融政策、財政再建、構造改革の五つのテーマにそって論点を整理し、今後を展望する。
[ 目次 ]
第1章 郵政民営化は何のためか
第2章 不良債権問題とは何か
第3章 金融政策の効果はなくなったのか
第4章 財政再建は必要なのか
第5章 構造改革とは何か
第6章 経済論争のもつ意義
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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新聞記事、テレビの解説を鵜呑みにしないためには、
3つ以上の方向性を持った本を読んでおくとよいかもしれない。
経済論戦という題からも、少しメディアに流された論調になっている点が不安だ。
一つの考え方の提出ということで、参考にするとよい。
同じ現象を、軸が違う分析も読むとよい。