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これはフィクションではありません。地雷の中、先頭で歩かされる子供兵士。母親の腕を切り落とさないとお前も母親も殺すと言われた少年…
これは現実です。私たちの知らない現実。目を背けてはいけません。あなたにできること見つけましょう。考えましょう。
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ウガンダでの具体例を紹介しながら,
世界各国の子ども兵の現状を紹介している。
悲惨だとは思うが,これが現実。特に新しい発見はない。
同情はするが,共感はできないし,するつもりもない。
拉致されて兵士になる子どもいれば,
徴兵されて兵士になる子どももいれば,
志願して兵士になる子どももいる。
自動小銃が批判の標的にされているが,
それこそ武器マーケットの有力商品。
アメリカで銃が規制されない理由。戦争が起きる理由。
武器マーケットがある限り戦争がなくならないのが現実。
もし現状を知らないならば,読んでみるのもいいかもしれない。
現状を知らずに日本で平和に暮らしているとしたら問題ではある。
著者はNGO関係者だが,最終章で日本人にできることとして,
NGOへの寄付を訴えている。 寄付は悪循環。
この連鎖を断ち切ることはできないだろう。
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子ども兵士、戦争、小型武器。
ウガンダなどの現状からその一面を知ることができます。
そしてそれをどうしたら無くせるか、自分に何ができるかも考えさせてくれる本です。
中学生向けだから読みやすい。
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日本は平和で、時々どこかで戦争がおきていることを忘れそうな時がある。そんな自分に何ができるか?考えさせられる本。
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「人間というのはどれだけ絶望的でつらい体験をしても、自ら変わろうとする能力がある。」
なんともなしに手に取った1冊。多分、小学校高学年から中学生向けかな。
でも、非常に分かりやすく戦争の最前線に子どもたちが出て行くこと、小型武器の殺傷性の高さなどを解説されている。
しかも、私たちに何が出来るのかとちゃんと提示してあるところも分かりやすい。
あーあ、でも、この問題もあればあの問題もある、なんだかなぁと、やりきれない思いを持ってしまう。
それをポジの方に持っていければ良いのだけれど。
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日本では考えられませんが,今でも子どもは拉致され兵士として戦場の最前線に立たされている国が数十カ国もあります.
私たちは,こうやって今,当たり前の様に生きて,そしてパソコンで世界の情報を知ることが出来ます.
その子どもたちは,世界の状況を知っているのでしょうか?どこの国と戦っていて,誰が敵か?そして,この戦争の本当の敵は誰なのか?
知る由もありません.
携帯電話に使われるレアメタルや石油/ガス資源などを争っている大人の事情に巻き込まれているのです.
それは,どこへ運ばれるのですか?
私たちは,そんな事情に目をつぶって毎日便利な自動車や携帯電話を使って生活しています.
毎日それを考えろとは,いいません.
もし,あなたが少しの興味を持ってこの本を開いたときほんの少しですが,世界は前に進むでしょう.
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この本を読み、自分たちとは全く違う世界があることに気付きショックを受けました。
子ども兵の問題について、現地の状態、子ども達の想いも踏まえながら書いてあります。
こういった問題は、実は先進国が原因でもある。
無関心でなく、もっと深く考えるべきだと気付きました。
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著者の鬼丸さんを久留米にお招きし、
講演会をして頂いた事があります。
その際に、読んで
今自分がここでご飯を美味しく頂いている事の奇跡を感じます。
同じ時間に、殺されて殺している、子どもたちがいることを知る本です。
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なんとなく知っていたこと。
自分だったら、に置き換えると。どうでしょう?
自分にできることはなんだろう。と考えました。
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すごく衝撃的でした。
そして日本はなんて平和で
私達はなんて幸せなんだろう・・と。
銃なんて,見たことすらないかもしれないし
友達や家族に銃口を向けなきゃいけない
なんて状況にはならない。
日本として,
やっぱり非核三原則を守ることはすっごく大事ですね。
今も1分に1人の子供が
小型銃で亡くなっている現実。
多くの人がこの本を読んで
まずはこの現状を知ってくれたらいいなぁと思う。
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カンボジアに行ってみたいと思った。地雷の恐ろしさや少年兵の実情など、発展途上国で起こっていることは先進国とつながっているということを改めて考えさせられた。
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私達の生活が、地球の反対側の子ども達の犠牲の上に成り立ってる?
辛い現実が書かれているが、最後の「責任があるということは、私達に出来ることがあるということ」という言葉に救われる。
少しでも、出来る事を探して子ども兵や小型兵器を減らす手伝いをしていきたい。
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子ども兵士について調べていたら、友達が貸してくれて読んだ本。
子ども兵士についての最低限の知識や解決案が書かれています。
でも、私が最も注目したのは子ども兵を除隊させることを推進する団体の詳細がきっちり載っていた、という点。
子ども兵士は戦後現れた問題で、国際問題の中でもあまり深く知られていない分野です。でも、この本の中には、子ども兵のために活動する団体がたくさん記されていました。
こんなにたくさん活動している団体がいるなんて思わなかったので驚きました。
それと同時に、ひとつひとつの団体についてもっと知りたいなと思いました。
参考文献も豊富に掲載されているので、「もっと勉強したいな」という意欲をかきたてられます。
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こんな現実を知らなかった。
なんて悲しい。
なんて酷い。
知ったからには何かしたい。
切実に、そう思った。
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子供でも手軽に読める内容かと思いきやそうでもなく、だけど元兵士だった子供の告白を交えながらわかりやすく「少年兵」という悲惨かつ、非人道的な問題を読み解いてゆく。彼らが非人道的という事ではなく、その問題を取り巻く環境が、社会が、世界が、私たちが最も卑劣な仕打ちを彼らにしている。少なくとも30万人。この数字は果たして多いのか少ないのか。わからない。
彼らは悪くない。人を何人も殺した元少年兵だった子供たちは私たちよりずっと、平和の意味を理解していて、望んでいて、未来を見つめ、夢を持っている。そして今も、過去の過ちに苦しんでいる。そんな彼らの事を知り、許すことが求められている。実際に私が家族を殺されたら、許すかどうかなんて本当のところわからない。だけど、彼らがなぜそんな状況にあったのか、なぜ殺さなければいけなかったのかを、私は知っている。少しだけども知っている。彼らは悪くない。
無関心は一番タチの悪い、そして一番私たちが得意な習癖だ。このくそったれな壁をぶち壊してみんなを巻き込む方法を僕は知っている。
でも怖い。だけどやらなきゃいけない。