サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

ながいよるのおつきさま みんなのレビュー

絵本

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー19件

みんなの評価4.7

評価内訳

  • 星 5 (8件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
19 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

立ちどまって、空を見上げてみませんか?

2009/10/02 09:02

12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るるる☆ - この投稿者のレビュー一覧を見る

季節ごとの月の輝きをページごとに味わえます。
月の光がすべてのものの輪郭をやわらげ、美しく、
優しい風景を作っています。

画家のマーク・シーゲルは、このベルベットのような神秘的な光を
再現するために、木炭を使って描いたそうです。

1年12ヶ月、一つ一つの満月に名前をつけたという
アメリカ原住民の心が叙情的な詩となって添えられています。
(この文字にも、月の光が当たっていて、ページごとに、月の光を反映して、文字の色も微妙に違うのです。)

自然と一体化して生きていた古代の人々が羨ましく思えます。
季節によって毎月、毎月こんなに月の輝きが違っていたなんて・・・
都会は明るすぎて・・ほんとに今まで知らなかった・・。
ましてやのんびり夜空を見上げることもあまりないですし・・。

月夜の晩に散歩したくなる絵本です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

12の月が巡って戻ってくる幸せ

2009/10/04 14:35

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

昨日(2009年10月3日)は中秋の名月だったが、
朝から雲の多い天気で、
今夜の月は見えないかもしれないと思っていた。

寝坊した頭でぼーっと新着を眺めていた。

すると、おや、ここに、大きな月があるではないか。

るるる☆さんの書評をさらに読んでみた。

  1年12ヶ月、一つ一つの満月に名前をつけたという
  アメリカ原住民の心が叙情的な詩となって添えられています。
  (この文字にも、月の光が当たっていて、ページごとに、月の光を反映して、文字の色も微妙に違うのです。)

表紙に惹かれ、そしてさらに、書評のテキストに惹かれた。

本の月を探しに行くことにした。

見つけたときの嬉しさといったらなかった。

「お月様取って」と言ったら、「はい」って、渡されたみたいな、
本当に願いが叶ったみたいな気持ちで、
つかんだ瞬間、ぎゅーっとしてしまった。

表紙のお月様をじっくりと眺める。

なんて強い光だろう。

お日様のように輝いている。

開いてすぐにメッセージがある。

青い雪景色に、黒々とした木。

そこにこう書かれていた。

  たちどまって

   そらを

    みあげて

  みませんか?

満月の夜、赤子を抱いた女性の黒い影。

これは月見台? そこに向って歩いていく。

赤子を抱いて台に佇む女性。

月明かりが、影だった彼女の顔を照らす。

さらに絵は近づき、女性と赤子が見えるようになる。

まっすぐと月を見据える彼女の顔は、何を思っているのだろう。

この詩は、12の月の満月の名前と情景にまつわる詩でもあり、
同時にこの女性の心情を描いているようでもある。

最後に赤子に話しかける彼女の言葉に
とても深い意味があるように感じた。

どんな状況でも生きていこうとする彼女の決意、
そして、我が子にも生きるんだと伝えているように思えた。

ゆっくり、ゆっくり、月ごとの月のページを眺めていく。

るるる☆さんが書いていた各月ごとの文字の色の違いを見つけて、うれしくなる。

月の名前の部分だけ書体が違っていて、
手で書いたような感触があるところがまた良い。

そして、月をめぐらせながら、この絵は回転しているのだ。

少しずつ少しずつ回転していて、
12月の絵と1月の絵もまたつながっている。

それに気づいたとき、泣いてしまった。

12の月が巡って戻ってくるなんて、
あたりまえなことかもしれないけれど。

それがどんなに素敵なことか。

私達を取り巻く現実は、毎年同じではなくて、
少しずつ少しずつずれていっていて、
もちろん、月も前の年とまったく同じ場所に
帰ってきているわけではないけれど。

季節がめぐり、同じ季節をまた迎えることができるって、
私達が日頃思っている以上にすごくすごく幸せなことなんだ。

毎日変わらない日常に飽き飽きすることもあるかもしれないけれど、
それを変わらないと思っている自分自身がいること自体、すごく素敵なことなんだ。

ネイティブ・アメリカンが月に名前をつけたのは、
きっと自然に生かされている幸せを
考えなくても、あたり前に感じていたからだと思う。

今は、名残のようにしか残っていないけれど、
日本の旧暦(太陰太陽暦)の月の名前(睦月、如月・・・)や「二十四節気」や
日ごとの月の名づけ(「十五夜」もまさにそれである。)のことを思い出した。

昔の人は、今よりも、月を眺め、月や季節を感じていたのだろう。

実は、昨日、どうしてもどうしても、
昨日のうちにこのお月様に会いたくて会いたくて、
会いに行ったのは、図書館だった。

だけど、これは必ず買おうと決めた。

なぜなら、12月の月の名前と詩をまるごと全部覚えてしまいたくなったから。

本を開いて、前を見据えて、「・・・Moon 1がつは・・・・のおつきさま・・・・」と語ってみたいのである。

魔法の言葉を覚えて言ってみたくなることはないだろうか?

そうしたら本当に夢が叶ってしまうんじゃないかなって。

「転がれ、転がれ、指輪よ。春の玄関口へ、夏の軒端へ、秋の高殿へ、
そして、冬の絨毯の上を、新しい年の焚き火を指して」
を覚えようとしていた少女の頃。
(「軒端」や「高殿」はよくわかっていなかったのに。)

それとおんなじようなことになってしまったわけである。

そう、ここにあるのは、魔法の言葉。

命の不思議を味わいたくなる。

昨日は、雲間から一瞬、一瞬、姿を見せる月を見ることができた。

会いに行ったら出てくれたような気がしたのだった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

神秘的な夜の世界

2023/09/29 18:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:fuku - この投稿者のレビュー一覧を見る

十五夜の今日、再読してみました。
月はどの時期でもどんな天気でも、すべての生き物を温かく包み込んでくれる「母」。
そんな感想を抱きました。
当然すべてのページが夜ですが、文章も絵もとても優しく、安心できる雰囲気です。
一言一言を、じっくり味わいたいお話。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

2016/01/09 07:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供には少し物足りないのではないかなと読みながら思っていましたが、そんなことはなく読んだ後空を見上げていました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2006/02/12 08:25

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/11/19 13:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/02/05 11:34

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/08/07 21:34

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/04/01 20:25

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/10/16 14:35

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/10/31 16:15

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/09/25 03:09

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/09/30 20:58

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/06/20 21:24

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/11/26 22:10

投稿元:ブクログ

レビューを見る

19 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。