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みんなのレビュー12件

みんなの評価3.9

評価内訳

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紙の本

月って実は、宇宙戦艦だった。

2007/11/21 16:42

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この著者のD・ウェーバー、紅の勇者オナー・ハリントン・シリーズというのを
書いていらっしゃるそうで、
(ハヤカワから出ています)そのD・ウェーバーの処女作といってもよい、
ダハク(戦艦の名前、もしくは戦艦のAIの名前)三部作の第一作です。
 ちょっとわかりづらい説明になりましたが、
シリーズ物で有名な作者の幻(別に幻じゃないけど)の一作目が文庫で出たって感じです。

 人類が、月だと思っていたのは、なんと宇宙戦艦だった!。
という宣伝文句に誘われて読んでみました。
 我々が、月だと思っていたのは、
なんと遠い遠い、銀河彼方のとある帝国からやってきた宇宙戦艦だったのです。
そして、この宇宙戦艦では反乱が起き乗員が二派に別れて脱出、下船。
地球に住み、いまもなお戦っていたのです。
 それに巻き込まれた形の、NASAのマッキンタイアー少佐ですが、、、。

という設定というかプロット。

 設定や、一発ネタとしては、面白いのだけど、
この"肝"といってもよい、月が宇宙戦艦だったというアイデアが
生かされているのは、前半だけで後半は、普通のアクション・ミリタリSFになってしまいました。
それに、こういう大きい設定が、最後に実は、、、こういう枠組みで、こうなっているんですよと
どーん、と開示されると、読者として、すごーい!!とサプライズになるのだけど、
この重要な設定を最初にもってきてネタばらし的に書いてあるわけで、
ちょっとその辺は、尻すぼみ感があります。

 前、福井晴敏が「クリムゾン・タイド」についてか、「レッド・オクトーバーを追え」
かは、忘れたけど、敵側のロシアの潜水艦の内部の描写が
スター・トレックのクリンゴン側の艦内みたいに描かれてあって
判り易すぎて、アメリカ人って面白いって言っていたけど、
 本書でも、敵役(かたきやく)の反乱側の描写になると、
裏切りや、嫉妬、妬みみたいなものをたっぷり描いていて
わかりやすいなぁ、、と。

 アメリカのSF界って人材が豊富だなぁって
思わせる作品です。
(これって、褒め言葉!?)

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