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2月7日購入。2月28日読了(1日
・リサイクルしても業者は焼却してしまう。役所はごみの処理をする必要がなくなるので助かる。リサイクルに5000億円ほど使われている。ペットボトル一トンを作るのに石油が2トン、リサイクルには3.5トンいる。・ダイオキシンは猛毒ではない。対策のために1800億。マスコミは猛毒のPCB(ポリ塩化ビニフェル)もダイオキシン類として計上した。狂牛病も鳥インフルも人間への感染性は低い。北極の氷が溶けても海面上昇にはほとんど影響ない(アルキメデスの原理)。厳密に海面が膨張するのは温暖化による海の膨張である。・水素をエネルギーにするのにも石油がいり、同じ量の二酸化炭素も出る。・森林が二酸化炭素を吸収するのは成長期だけで、それ以降は吸収せず、むしろ、枯れた後同じだけの二酸化炭素を放出する。ツバル、ベネチア、バングラディッシュはもともと地盤が沈下しがち。塩ビもハロゲン化合物もDDT(殺虫剤)も毒性はない。ソ連のルイシェンコによるメンデルの弾圧(歴史知識)。環境問題よりも石油問題と食糧問題。
「リサイクル」「ダイオキシン」「環境ホルモン」「温暖化」「森林伐採」「海面上昇」・・・これらの単語を見るだけで、脊髄反射のように危機感を煽られる。環境問題、地球破壊、温暖化が叫ばれて久しいが、もはやこの問題の前提にたって疑おうとする国民は皆無に等しいだろう。社会保険や道路公団、年金、天下りなど、直接的な政治問題でないためそこに利権が絡んでいるという疑いの目を差し向けることが難しい、さらに「環境問題」という大義名分が、問題をさらに見えにくくさせている。IPPCや国際レベルでの議論を少し以前本で読んだことがある。京都議定書反対派は自国の経済産業を基盤にもち、賛成派は原子力発電設置を促進させる者たち(二酸化炭素を出さないから)だとお互いを疑い、もはやここまでくると陰謀論だが、ここまでいかなくとも疑うということをわれわれはしたほうがよい。
環境問題について広い分野を扱っているところは良かったが、全体的に薄い記述だったことは否めない。また、文章が下手である。筆者の心情、愚痴、昔話など余計な文も多い。「事実のみを記述すること」を本書自体でも実行して欲しいと感じた。
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読後、目から鱗がぽろっぽろと落ちました!!(ρ_;)
平生「エコエコ」とおっしゃってるエコ信者のみなさん!!是非読んで下さい。あなたが環境にいいと思っていることが、実は業者の利権などの上になりたっており、さらには環境に悪いことだったりするかもしれません!!
ペットボトルはリサイクルされて資源の節約になっている
そう思っていませんか?
いいえ。実はペットボトルのリサイクル率はたった6%。そのほとんどは焼却処理されてます。また、ペットボトルをリサイクルするには、焼却処理をする以上に資源が必要とされています。畢竟するに、ペットボトルはリサイクルなどせず、焼却処理したほうが、うんと環境のためになるのです。
にも関わらず、私たちはペットボトルのリサイクルが環境のためになると信じ(こまされ)、手間のかかる分別をし、リサイクル必要な仕組みを作るために大量の税金を使われているんです。なぜそんなウソがまかり通っているのか?そこには複雑な利権構造があるようです。(詳しく知りたい方は是非一読を!!)
地球温暖化により北極の氷が融けて海水面が上昇する
そう思っていませんか?
中学校の理科の授業をよく思い出してください。アルキメデスの原理を。もっと敷衍して言えば、あなたがコップに氷を入れて満杯になるまで水を入れます。その氷が融けたとき、コップから水が溢れるでしょうか?溢れませんよね。それと同じ原理です。
では、大陸の上に出来ている南極の氷が融ければ海水面が上昇するのでは?・・・確かにその通りです。南極の氷が融ければ海水面は上昇するでしょう。しかし、地球温暖化により南極周辺の温度が上がると、実は海水面はわずかではあるが下がります。これは国連機関のIPCCの報告にあり、世界ではこれが当たり前。常識となっています。日本では世界の認識とは正反対のことが常識とされてしまった背景には官僚の怠慢がありました。(これについても詳しくは一読を!!)
ここで疑問に思うのは、ではなぜ今海水面が上昇し、ツバルなどが沈没の危機にあるのか。それは地球温暖化による海水の膨張率と陸地の膨張率に差があるためです。
この他にも、レジ袋をなくすことは、実はさらなる資源の無駄遣いになることなど、私たちが環境にいいと信じて疑わないことが実は大きな誤謬であるということが、科学的に説明されてます。
この本は『買ってはいけない!!』のように、些細なことを大きくとりあげ、徒に恐怖心を煽るような、針小棒大本では決してなく、科学的根拠に基づいて、わかりやすく真実を教えてくれます。
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「クーラー大好き!地球温暖化推進委員会会長」と呼ばれているワシ。罪の意識を感じてなるべくエレベーターを使わんと階段を使ったりしてるけど、ちょっとこの手の本を読んで、クーラーをつけまくる自分を正当化してみたい。
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いままで信じてきた常識を根本的にくつがえすもの。リサイクルをやればむしろゴミがふえる・ダイオキシンはほとんど無害などなど。これがほんとうなら、マスコミは大嘘つきになる、一体何を信じればよいのやら、最後にもっともおそれなければならないのは、石油の枯渇とそれに伴う食料危機であると著者は述べている
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かなり考えさせられる本だった。なるほど、言われてみればその通りだって合点した点が多かった。
が、反対にそれは屁理屈だろうって思うところも多々あった。科学者なら一歩進めて改善する力にしてもらわないといけないと思うが、そういう点ですごく消極的だと思った。現状についての指摘は的確なんだろうと思う。それだけで良いのか?
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ペットボトルを焼却しても「リサイクル」と呼んでいるなんて、知っていました?
マスコミも、もっと深く突っ込んで取材・報道してほしいです。
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ペーパーバックであるためか、データの出所が不明瞭だったり論理の飛躍が見られるところがままあるが、概ねよしとすべきか。ただ、地球温暖化の項に関して言えば非常に概説的なものなので、この本に書かれていることだけで論じようとするのにはやはり無理があるのかもしれない。
詰まる所、環境問題というのは経済・利権の問題である。悪化しているのは環境ではなくて「環境が悪化しているのではないか?」という不安なのだ。そしてそれを煽るメディアとそこに付け入る業界が事態を停滞または悪化させている。本書で最も衝撃を受けた行は、「環境を守る」ことが人を殺すことがあるということだ。イタリアのダイオキシン騒動で中絶され生を受けられなかった胎児たちや、鳥インフルエンザ&狂牛病騒動の中でのバッシングに耐えかねて自殺してしまった人々こそが環境問題の本当の犠牲者であろう。
それにしてもこの本結構売れてるみたいですね。こういう本が売れ出すということは「環境バブル」の崩壊も今後10年以内くらいにやってくるのかもしれません。
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ペットボトルの分別についての論理的な反証。それだけは記憶に残る。分別しないで燃えるごみとして捨てよう。我が市はコンビナートを擁しているからか、ペットボトルは燃えるごみとして出すことになっている。
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世間に流布している「環境問題」には実は嘘があるという。それだけでも驚くが、普段、いかに情報を鵜呑みにして生きているかということに気付かされ、思わずハッとする。
情報とは、第三者の手を介するものであることを忘れてはならない。多角的な視点を持ち、足場をしっかりと築いていたいと思わせる。
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とってもショッキングで、こりゃぁすごい本だぁ〜、と読んでいたら、なぜだか後半あれあれあれな飛躍のしかたをして戸惑った。途中途中で、強い言葉で煽るマスメディアを批判しといて、自分も強い言葉使いまくってんじゃん!とは感じていたが、最後に爆発ド〜ン!といった感じ。しかしながら個々に語られているリサイクルやダイオキシン、チリ紙交換などの話は大変興味深く、怒りすら感じるほどのインパクトはありました(あの飛躍は長年の憤懣の結果ということでしょう?)。でもやっぱ似たような内容で、淡々と書かれたものが出てきて欲しいなぁ。
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どうしても気になったので、読んでみる。
ダイオキシンは有害ではないとか、京都議定書を守っても
温暖化の緩和にはならないとか、実際の研究データを使って
解説をぶちまけている。
ちょっと極論の部分も多いように思うのだが。
それは違うんじゃないかなと思うようなことも。
特に、「森林は二酸化炭素を吸収しない」
という部分については、どうにも疑問。
しかし、「チリ紙交換屋はなぜ街からいなくなったか」
などは、かなり合理的な説明がされている。
環境という名のもとにお金が流れる仕組みができている
ということについては、指摘された方々からの反論を
見てみたいもんだ。
この本を読んで思ったこと。
一ついえるのは、一方的に流される情報だけを
そのまま受け入れとったらアカンということですな。
偏った情報のまま、それを受け入れて既知の事実に置き
換えるのは、問題も生みかねないということか。
自分で??と思ったことは放っておかないということの
大切さは感じましたね。
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【目的】:環境問題のウソとはどのようなことか知る。
・ペットボトルはリサイクルと称して多くが焼却処分されている。(再利用率は低い)
・レジ袋を減らしても石油利用の効率化にはならない。(かつて石油精製で捨てられていたものが原料)
・PCB以外のダイオキシン、環境ホルモン、チクロ、塩ビなどの毒性はほとんどないか、きわめて弱い。
・水素自動車の燃料の水素は石油を使い、二酸化炭素を出して作られる。
・二酸化炭素は温暖化の原因の一部でしかない。(太陽活動、地軸の変化、メタンガスなどの他の温室効果ガス)
・地球温暖化による海面上昇の原因は、極の氷が解けることではない。(海水の膨張率が陸地よりも大きいことによる。)
・森林は二酸化炭素を吸収しない。(成長期には吸収するが、枯れると排出する。)
・地球は20度程度の幅で温度変化を繰り返しており、古生代、中生代の生物が反映した時代の平均気温は現在よりもずっと高い。
・紙のリサイクルでは熱帯樹林の保護にはならない。(紙は針葉樹林が原料)
#知らなかった情報も多いが、ツッコミどころも多く感じた。
#しかし、政府・官庁やマスコミの情報の故意的な誤報ぶりと、正しい情報を知っているはずの研究者の情報伝達力のなさを痛感させられた。
#また、石油枯渇までの間に依存構造・生活システムを変える必要があるという主張には重みを感じた。
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■現在語られている環境問題のいくつかを否定する本。驚きの事実も多く、かなりショッキングな内容。
■例えばペットボトル。分別回収しているが、結局そのほとんどは燃やされていると言う事実。例えばダイオキシン。元から自然界に存在する物質で、モルモットに対する毒性は高いが、人間に対する毒性は限りなく低いと言う事実。
■本書には各所に論理の飛躍が見られ、若干著者の恣意的なにおいも感じる。それでも、盲目的に信じられている「良いこと」に一石を投じていることには大きな意味があると思う。
■この本を読み、単純に「環境問題は気にしなくて良い」ととるのではなく、「常識だと思っていることは本当に常識なのか?」と問うきっかけとして読むべき。新しい視点をもらった一冊。
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リサイクルすると資源が7倍必要、ごみが7階になる。ダイオキシンは無害。地球温暖化になっても海面上昇はない。ちり紙交換がなくなった理由。
間違った報道ばかりしている現状を詳しく説明している。
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目から鱗でした。
あの研究室も学生が酷使されるだけあります。
本当に日本中が支援金目当ての自治体だらけなのでしょうか。
もう僕の家ではPET等は可燃物として捨てます。