紙の本
舞台裏や過去・設定のエピソード
2007/03/14 22:26
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
今度は真っ当な短編集
キャラクター達の過去や舞台裏のエピソードや、星界の設定に関わる歴史レベルでの過去の物語など
出会いあり別れあり、事件あり日常ありでバラエティ豊かで興味深い星界の深みが味わえます
本編にそのまま載っていてもおかしくないものも多く、正直味見だけでよけいにお腹がすいたという気もします
キチンとしたオチが付かず本編の一部を切り抜いてきたような話など、続きが読みたくてたまりません
紙の本
小さな物語から
2017/06/09 21:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ごく小さなエピソードから星界の基礎の如き物語まで時間も空間も縦横無尽に語られています。今回はほのぼの(笑)したエクリュアの話が好き。
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早く『戦旗』の続きを、というのはファンの本音だと思いますが。書き下ろしは一篇収録ではあるものの、ほとんどフィルムブックとかからの転載なので、なんというか、本編が出なくてファンが離れてしまうのを防ぐため、ということなんでしょうね。この手の零れ話っていうのは、それなりに設定を綿密に考えていれば必ず出来てくるものだと思うので。
爆笑したのは「謀計」でしょうか。狙ってやってるのはわかりますけど、予想してたよりもハード(?)なオチだったので笑えました。
一番気に入ったのは書き下ろしの「墨守」。歴史はもともと好きなので、好みだから、というのが一番の理由ですが、でも素敵なエピソードだなぁ、と。まぁ、そもそもにしてアーヴの祖先たちのエピソードは好きなんですけど。
で、とにかく本編に進んで欲しいと思う、今日この頃。
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星界シリーズの新作ぅぅ! と思ったら、短編集のほうでした。おもしろかったけど。
この人は、あいかわらず言語というものへのマニアックな姿勢を感じさせるなあ。
好きです。
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続きがでないシリーズの短編集
やっぱりこのシリーズは好きなんだな、と
再度実感した一冊
普通のSF短編としても面白い(作品もある)
まぁ、キャラ萌え小説といってしまえばそれまで
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設定が複雑なので、今までのストーリーを思い出すのに読み始めてからしばらくかかる。星界シリーズは、読み方からしてルビだらけだから、まずその世界観に入り直すのに時間がかかるね。しかもこの巻では話が進まないし。このシリーズはサイドストーリーも書きつくせないくらい考えてあるのだろうと思うけれど、早く本編が進まないかなぁ。
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星界の紋章・戦記シリーズのエピソードがたっぷりと詰まった短編集第二弾。
本編では語られなかったアーヴの歴史に隠された真実を暴いた、書き下ろし「墨守」を含む全十二編。
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相変わらず。
小ネタ満載です。
CDブックとか買っている人にはつまらんだろうなぁ、既出なんで。
とは言えそんな高価なものに手を出せないファンとしては有難い。
唯一の書き下ろし「墨守」には思わず苦笑。やれやれ困りましたねぇ、古代からの日本人の悪い癖(笑、日本人に限らんが)
驚いたのは「嫉妬」
…よくこんな話でOk出たな…とか思うのは、自分の思考のせいか?
何はともあれ、星界シリーズの読者は一読どうぞ。
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SF・短編・シリーズもの
星界の紋章・戦旗の後続。
元々が、人工生命体の作った「アーヴによる人類帝国」。そこの皇帝の孫娘と、帝国に攻め込まれた結果、アーヴの貴族になった少年の軍務生活のお話……(だよね?)
アーヴの秘密に迫る短編(笑)
「併呑」苦手な人物がそばにいないと落ち着かないって……この人たちマゾですか?
「謀計」感情が重視されるのも、さることながら。教官たちは頭がとても柔らかい……。(笑)
「墨守」喧嘩しようと仲良しこよし家族ですよね、けっきょく。罵っても。けなしても。
ほとんどみんな、ギャグやコメディです。シリアスなのが「変転」です。反逆の話。アーヴに憧れて、アーヴになれないからこそ反逆する女。
一気に読めました。が、これだけで読むのは難しいので、前作を読んでから読みましょう。
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http://kawataka-giken.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/asin4150308802.html
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内容(「BOOK」データベースより)
惑星マーティンの支配をめぐる裏交渉が明かされる「併呑」を始め、ラフィールと出会う前のジントが目撃したアーヴの真実に迫る「嫉妬」、ジントとサムソンが出会う「着任」、突撃艦搭乗直前のエクリュアの心情が語られる「童友」、ラフィールの修技館入学を祝う宴の模様を描く「祝福」、領地に向かうジントが新居を買う「転居」など、本篇では語られざるアーヴの歴史に隠された真実を暴いた、書き下ろし「墨守」を含む全12篇。
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第一巻と同じく短篇集だが、本編でちょっと触れられたエピソードが語られているものが多い。ちょっと、印象の薄い一冊なところが残念。
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断章の1よりは、こちらのほうが本編に近い印象があります。
雰囲気の問題ですが…。
私はたぶん、誇り高いアーヴという種族の有り様が好きで
このシリーズを読んでいるんだなと思います。
そういう部分を堪能するなら、この短篇集はとても
読み応えがありました。
星界の戦旗の5をこれから読むので、その助走のような。
そんな感じでしょうか。