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本気のホラーで怖かった。怖いけど文章は読みやすいのであっという間に読めてしまうのがありがたい。何日もかけて読みたくないタイプのおはなし。
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祝山 / 書き下ろし
参考文献
カバーデザイン 泉沢光雄
カバー写真 SEN/A.collection amanaimages
カバー印刷 萩原印刷
印刷 堀内印刷
製本 明泉堂製本
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何かに追いかけられる恐怖、追い詰められる恐怖
見えないものが見えてしまう恐怖
恐怖にもいろんな種類があると思いますが、祝山には
ぞっとする恐怖がありました
地名やその字が使われている意味など、知らないだけで
普段思いもしないまた思いがけない恐怖が
身近にあるかもしれないと思いました
神社などはやはり意味があってその場所にあるものだと
身近な神社の由来なんかを調べるのも、意外な意味、由来などが
分かるかもしれませんよ
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ちょっと自意識過剰じゃないかなと思う部分もあったりします。なんでも霊に結びつけるのはどうかな。怪奇現象そのものよりも主人公の感覚が怖い。
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廃墟、心霊写真とわかりやすい日本ホラー。あっさりと読み終わってしまう分、怖さもなかった。支離滅裂なメールが面白かった。
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じっとり伝う冷や汗みたいに嫌悪と恐怖が内混ぜになってます。知らない山に行きたくなくなります、心霊話は好きですがテレビと本だけにして絶対に肝試しはしませんと誓います。
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夜中寝てる時に思い出すとなんか寝られなくなった。読んでる時は怖いんだけどまあホラー好きの私には別にどうってことないと思ってた。そしたら夜考え出すといろんな想像してしまいゾッとした。この小説、今まで読んだ中でも怖い一冊に登録だわ。
人間の自然に対する傲慢さが災いを引き寄せた。特に山なんてね。心霊スポットなんて、面白半分で絶対行ってはダメなんだと。しかしこれから山に登る時は畏怖の念を持って登らないとな。
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肝試しに廃墟に行ったという友だちから相談を受けたら、自分にも怪奇現象がふりかかって来たよタスケテー、という内容。作者の体験談をもとにしたホラーです。
ただ、ホラーとはいえ、アッ!と驚かせるような白い服を着た髪の長い幽霊などは出てこない。肝試しに行った友人たちが、徐々に変容していく様が主に描かれています。
しかし、怖い。ジリッとにじり寄る恐怖感。得体の知れないモノにジワジワと日常が浸食されていく不快感。なんというか……、首筋に生暖かい吐息を繰り返し吹きかけられているような……そんな感じの不快感があります。
平易な文章だから……と、うっかり夜寝る前に読んだりすると、暗がりからナニかが見ているような気がして、中々寝付けなかったり……。
余談。作中では、面白半分に心霊スポットに肝試しに行く……という行為に対し、批判的に書かれています。僕は批判は別にしないけれど、否定的です。ホラー好き、怖い話が好きということもあり、「心霊スポット行ってみようぜ」と誘われたこともあったけど、断固拒否してきました。これからも拒否します。
なぜなら、怖いからです。人が触ってはならぬものもある。
触らぬ神に祟りなし。怖い怖い……。
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多分ここじゃないのかな、って思ってる山がある。祝山。知ってる場所だと思うとなんとなく怖い感じはする。話自体はそんなに珍しくない祟られもの。主人公の色んなものに対する悪態が好きじゃなかったかな。
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祝山の伝説という民話を絡めたとても上質なホラー小説でした!やっぱり日本古来の伝統を感じさせるホラーはいいなあと思いました。梅雨の時期にピッタリ。
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実話が元になったフィクションらしいが、あまり怖さを感じなかったし、ラストもイマイチだった。よっぽどこないだ読んだ「淵の王」のが怖かったな。
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表紙にときめいて購入。
実話系を期待したが、一本の物語になっている。
肝試しに行った人間の末路を描く小説を書く主人公が、肝試しに行った知人に巻き込まれる話。
怪異が直接降りかかるような怖がらせ方ではなく、知人が徐々におかしくなっていく様がじっとりと怖い。
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イマイチ文章がこなれていない感じがして、また各登場人物の関係性についても一応説明はされているんだけどそれがストンと腑に落ちず引っ掛かり、何より作中の怪異がまったくもって中途半端で意味も不明のまま終わってしまった。
実話をベースにしているのだとしても、あくまでフィクションの体をとるのであれば、もっとホラー小説としての完成度、娯楽性を高めてほしかったと思う。
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思い返してみると、大きな事件が起こるわけでもないしグロテスクなお化けが登場するわけでもない。じゃあ何が怖かったんだろう?というと物語にうまく引き込まれて主人公の恐怖を自分のことのように感じたこと、かな。
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主人公の傲慢な感じが読んでいて気になった。確かにこういう感じの人はいるけどけして主人公にはするべするべきではないと思う。ホラー要素も怖くないので全体的にいまいち