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ヤングアニマル(白泉社)で、羽海野チカ先生の
『3月のライオン』の連載がはじまりました。
『ハチミツとクローバー』で人気を博した羽海野先生の
青年誌での新作とあって、期待してしまいますね。
では、作品の軽い紹介と、第一話の感想でも。
主人公の少年、桐山零は、17歳のプロ棋士。
第一話では、詳しく明かされませんが、家族と溝があり、
一人暮らしの様子。
対局後に、家の晩御飯のカレーに誘う3人がヒロインなのかな?
家は零の一人暮らしの殺風景なマンションと違い、いかにも下町
なかんじ。
彼女達と零の関係は次回以降明かされると思うけど、
気になりますね。
将棋の師匠の血縁とか、そういう感じなのかな?
今回は舞台は将棋界だけど、ラブストーリーになるらしいですね。
前作のハチクロでは美大でのラブストーリーだったけど、今回も
ある意味、特殊な業界を舞台にしてるのが、興味深いです。
読んだ感じ、相変わらず心理描写に共感をおぼえる部分が多いです。
人の心の寂しさを描くのが本当に上手。
言葉がキレイすぎる傾向はあると思うけど、登場人物の抱く、
不安や孤独に自分を重ねてみてしまう部分は多いんじゃないでしょうか。
私はといえば、第一話で既に感情移入して読んでしまいました。
ハチクロでは、竹本くん、真山、山田さんに感情移入する部分あったなあ。
この作品、寂しさの後に、どこか救いがあるような気がして、
そこがまたいいんですよね。
弱い自分だって幸せになれるかも、ってこれを読むと思えるというか。
普段、人間に対して暗たんたる気持ちを抱えている自分でも、
この作品の登場人物には素直にエール送っちゃうんですよね。
羽海野先生の作品にはそんな力があると思います。
この『3月のライオン』も好きな作品になるといいなあ。
2007年07月16日(月)
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やっときた新作!モモちゃん激かわ♡ひなたチャンかわゆす♡あかりサンかっこよす♡零くんを見届けたい。(2008.02)
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とてもいい話です。いろいろなことに傷ついて心を閉ざしてしまったプロ棋士である主人公。ご近所に住んでいる三姉妹との交流が、彼の心を少しずつほぐしていく…。絵柄とあいまって、とても優しい雰囲気が作品から溢れています。でもそれだけじゃなくって、義理の姉との確執や、将棋の世界での彼の成長など、見逃せない熱い部分もあります。……まあなんにせよとりあえず、長女のあかりさんが可愛すぎるのです><
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▼2/22、本命マンガ出すぎだぜ……! という訳で一気にマンガを買い込んできました。本命第一番、羽海野チカ『三月のライオン』キタコレ! 期待を裏切らない凄い出来。最近の将棋マンガはやばいぜ……。もう何もかもがどうでも良くなるくらい、いい。▼まあ、簡単にカテゴライズしてしまえば『癒し系漫画』なんだよね。孤独な少年(将棋プロ)が、擬似家族との生活で心の傷を癒すという……。私が好きだった頃のよしもとばななの傑作『キッチン』みたいな感じかな。ただただこの世界にたゆたっていたい欲望に駆られる。▼あんまり点数を高くつけ過ぎると次の巻で拍子抜けしそうだから★4だけど、みんな今すぐ書店に買いに走って欲しいんだよ。(08/2/23読了)
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ハチクロのイメージが強いですし雰囲気も画風も少女漫画よりなのに、ヤングアニマル。雑誌で読んじゃっているのですがやっぱりコミックスも買ってしまいました。じわ〜ん、です。
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羽海野チカが、少年誌(ヤングアニマル)に舞台を移して新連載中の作品。
「ハチミツとクローバー」も、独特な、幸福感に包まれた空気が流れていて、それがとても読んでいて心地が良かったけれど、この「3月のライオン」はそれが更に色濃くなっている。
重いストーリーが下地にありながら、それを完全に覆いつくすぐらいの明るさと、全面的にファンタジーな絵柄。羽海野チカのマンガは、ネコやイヌのような、動物が特にいい。それぞれの動物の特徴をよく捉えていて、その愛らしさを最大限に表現するような描き方をする。
将棋のプロ棋士が主人公ということや、東京の下町が舞台ということは意外だったけれど、今回の物語は、「ハチミツとクローバー」以上に、この先が楽しみだ。
−−が思わぬ悲劇が・・
よそ様のマンガのとーちゃんのパンツと同じ柄だったという・・(あとがき)
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話が飛び飛びに出てくるので、登場人物の背景が判るまで戸惑うが、判ると面白いと思う。晩御飯食べに行きたい。ふくふくにして欲しいが、もう体型がふくふくだから、拾ってくれないだろうなあ。
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この人の描く世界は暖かそうです(でも寒い所は寒そう) 巻末おまけページのあかり姉ちゃんの服ネタが…(笑
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あたたかくて
でもせつなくて
つらいのに
やっぱりあたたかい
うみのさんらしい作品だとおもいました。
すきだなぁ!
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将棋のお話と聞いて、ヒカルの碁のような感じと思っていましたが、あくまで将棋を通して人間関係を描こうといているように思えました。
羽海野さんらしい優しいタッチで描かれる、下町の風景が風情があって良いです。皆で囲む夕餉が美味しそう。お盆の迎え火を焚く風景も、最近では見かけなくなりましたね。
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2008年2月26日読了。
将棋のことはさっぱり分からないが、そのことは本編を読む上で差し支えなし。
作者の好みがかなり出ているので、「ハチミツとクローバー」と人物造形が似ているところも多い。それが今後にどう化けるのかが気になる。
ハチクロも良かったけれど、本作の方が好み。作者は恋愛ものよりこちらの方が向いているのではないかしらん。次巻が楽しみ。
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なんか、すごく方向転換をしたようでいてとても羽海野さんらしい。
ハチクロとやっぱり最初は比べちゃうけど、なんか、重くて暗め?とか思ってたんですが。
でも、根底にあるものはやっぱり同じというか。
まあひとついうなら、やっぱり棋譜は読めない(苦笑)
とりあえずは今後の展開に注目。
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羽海野さんの最新作。今度は棋士の話。を基にしながら、人間の感情が刻々と描かれてあり、やっぱり羽海野さんだなぁと安心する。あと、ももちゃんが劇的にかわいいです。笑
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羽海野チカの新連載。「ハチクロ」の次のテーマが、まさか将棋指しの話とは!「ハチワンダイバー」といい、最近青年誌で俄かに将棋ブームだなぁ、と(しかも、明らかに村山聖だろこれ的キャラまで!)。内容としては、相変わらず作者のギリギリ感が伝わってくる感じで、個人的にはすごく好き、テーマも含めて。でもまぁ、まだ1巻なので、今後どう転んでいくか。噂では、これは「ラブストーリーになる」という話もあるけれども、出来ればそういう方向には転がらないで欲しいなぁと思う。
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将棋と人間関係のおはなし。
この独特の世界観。苦しくなるような、切なくなるような。
将棋には重きを置いてないですね。
あくまで人間関係。
好きだなあ。ほんと。