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シリーズ通じて読者を楽しませてくれる「メッタ斬り」はもちろんのこと、長嶋有と石田衣良を交えた座談会(トークイベント)が目玉。こんなにサービストークをして、このお2人は今後文壇で無事にいられるのだろうか??
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島田雅彦、の次は彼と仲が悪い中原昌也ときて、さらに中原昌也と仲が悪い石田衣良が登場!!あと長嶋有も交えて座談会。今までと違ってキッツイ毒はないんだけれど、島田雅彦と中原昌也には感じられなかった余裕があり、素直に優しい気持ちで読めた。長嶋有はフツーに面白いだけだったけれど、石田衣良のトゲのあるトークには声を出して笑わせていただいたし。石田氏の作品はあまり好きじゃなかったし、新書なんかも出しちゃったり、写真とかカッコつけてるし、何やねんって思ってたけど、本書で彼への好感度が上がった!本棚に帽子もむしろイイ!笑)あと忘れられないのは、万城目の『鹿男あをによし』についてのジュンちゃんの苦悩。「君、想像できるかね、鹿がしゃべるんだよ」!シリーズを重ねるごとにつまんなくなってきてるし、今回は特に受賞予想がカンペキだったし、まぁインパクトは弱かったけど、好き。
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これの石田衣良トークーショーと2007のやつを合わせて読むとおもしろさ倍増!
石田衣良はイケテツでどうかと言ったら(文壇ドラマ引き続き)、「本人が出るといいかねない」とクールにつっこまれました。
かもねー
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2009.04.11. 長嶋有さんが天然でおもしろいです、対談。石田衣良さんも出てるんだけど、私はこの人なんだか好きになれないんだなー(小説の方も、あの本棚も)。このシリーズもこんなに続くと思ってなかったので、うれしい。リアルタイムで読んでた本が俎上に上がってるのがうれしいです。文学賞、最近どんどん増えてるし全部読むのは大変だろうなぁ。と、思いつつ読みたい本のチェックも忘れずに。
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表紙の露出度がどんどん高くなってきて、とうとうふんどし一丁かい!?ほな2009年版は・・・ドキッ!
なんて思っていたのですが、出そうにないですね。楽しみにしてたのにな。
前回から続く巻頭の対談とか、わりとどうでもいいです。
というか私は石田衣良が好きではない!
だって、いかにも片手間で小説書いてる雰囲気垂れ流しじゃないですか?あと狙いすぎなところも。本人は「狙ってなんて書けない」とおっしゃっておりましたけど、嘘だと思うなー。
ほんでまた読みたい本のリストが増えました!
メモメモ
↓
・オブ・ザ・ベースボール/円城塔
・悪巣/黒川博行
・伝奇集/ボルヘス
・重力の虹/ピンチョン
・ユリシーズ/ジョイス
・八日目の蝉/角田光代
・私の男/桜庭一樹
10.01.22
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思ったほど辛口じゃないし、批評家二人の
作家への愛が感じられた。
石田衣良と長嶋有の公開対談(?)も面白かった。
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図書館で借りた本
長嶋有と石田衣良を交えた座談会が毒があって面白い。
文学賞の現状がわかる上に、ブックガイドとしても役に立つ。
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大森さんと豊崎さんが、直木賞&芥川賞をダブルで予想的中させた今シーズン。
桜庭さんは大絶賛されてましたね~。
第3回「メッタ斬り」大賞も受賞されましたし。
今回は、たいへんよくできました編と銘打っていたので、褒め言葉が羅列していたらどうしようかと思いましたが・・・。
相変わらずの毒舌ぶり、ほっと一安心しました。。
あと今回は石田衣良さんとの対談が載ってたんですが、彼の敵の作りっぷりは読んでてたいへん愉快でした。
月のある夜ばかりじゃないってことを、誰か彼に教えてあげてーーー。
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石田衣良の対談がおもしろかった。
彼の作品はそこまで読んでないのですが、言うこととかすべておもしろいんですね、可愛い毒があって。
そして相変わらずのジュンちゃん。
ジュンちゃんと写真撮ったという豊崎さんのくだりがウケた。
この会の文学賞の二人の評価はどれも結構高い。
早くも2009年バージョンが楽しみです。
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今年でメッタ斬りも終わるらしいですね。石原慎ちゃんあってのメッタ斬りだったから、という訳でもないでしょうが。
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読書メーターでフォローしている、いつもおもしろい感想を書く人がおもしろそうに読んでたから手に取った。
悪口ばかりゆってたら嫌だとも思ったけど、インタビューが長嶋有だったのでそこだけでも読もうと思ったら、おもしろすぎて全部読んだ。読まず嫌いしている石田衣良のインタビューは、つい少しだけ飛ばしてしまった。
わたしなんかは、小説を読んでもいいのか悪いのかほとんどわからなくて基準は好き可嫌いかなんだけど、こういうのを狙ってわざとこんな書き方をしているとか、前回ああだったから今回こうしてみたんだとか、そういうの、へえ、と思いながら読んだ。
それと、選んでいる側が正しいとは言えなくて、本当にいいのによさにきづけないこともるということを、審査員のメッタ斬りしているところを読んでて思った。それは、小説の世界に限らずどの世界にも起こり得て、だからわたしはわたしの好きなものを狭い世界で絶賛して何度も楽しんでいくしかない。
好きなもの、読みたいなと思うものは、角田光代のような読まなくても上手ってわかるようなものも読んでいて楽しいけど、それより毎回同じ話ばかりしているような人は好き、全部読みたい。自分の言いたいことがあって、それをあの手この手で一生かかって表現していくような人、そんなにも伝えたいことがある人、すごくいいなと思う。
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読み出したら止まらなくて、またまた読んでしまった書評対談。ゲストを招いてってのも良いんだけど、なんといってもやはり、二人の対談部分こそ満足度高し。”読むのが怖い”と違って、二人の嗜好ベクトルがそれなりに似ているから、件の作品ほどのいがみ合いは期待できないけど、似ているからこそ、選考委員会たちに向けられる切っ先の鋭さが際立つ。ブックガイドとしての読み応えもあって、本作もまたまた存分に楽しませてもらいました。