犬は勘定に入れません あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 上 みんなのレビュー
- コニー・ウィリス (著), 大森 望 (訳)
- 税込価格:946円(8pt)
- 出版社:早川書房
- 発売日:2009/04/01
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電子書籍
コメディタッチのSF
2018/05/30 06:35
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投稿者:森 - この投稿者のレビュー一覧を見る
オックスフォード大学史学部に所属するヘンリーが19世紀ヴィクトリア時代にタイムトラベルする物語。
主人公自体が訳もわからず、疲労困憊した状態で巻き込まれるので、最初は話を把握するのに苦労しました。
けれど、読み進めるうちにどんどんのめり込んで、最後の方は一気に読み上げました。随所にある笑いどころもいい休憩所になっていたと思います。
この本のオマージュ作品『ボートの三人男』は未読ですが、充分楽しめました(読めば本作品をもっと楽しめるんでしょうけど)。
電子書籍
時空の流れを遡る
2020/05/08 17:58
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
コメディータッチのSFと、旧き良きヴィクトリア朝文学のミスマッチが味わい深いです。冴えない学生の主人公に、動物が絡んでくるのもタイムスリップものの王道ですね。
紙の本
SF、ミステリー、恋愛に少々の冒険を融合したミステリーユーモア小説。
2022/06/28 10:56
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
SF、ミステリー、恋愛に少々の冒険を融合したミステリーユーモア小説。ドタバタ喜劇調のノリながら実に多彩な文学作品の引用や歴史的事象の比喩などがふんだんに盛り込まれ、高尚な文学作品の趣を付加しているが、私の知識レベルではその面白さを読み取れなかったのが少々残念。タイムスリップものなので時代によって登場人物が変わるのに、人物説明がないままいきなり愛称で出てきたり、複数の呼び名を持っていたりで登場人物の把握に苦労したのが少々不満。ブルドッグの“シリル”と猫の“プリンセス・アージュマンド”が何もするわけじゃないのに良い味出してました。
むしろ、大幅に凝縮して映画にした方が面白のではと感じた作品でした。
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