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2016/02/01 07:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:delphoi - この投稿者のレビュー一覧を見る
超常現象と呼ばれるものの真実性を、誰でも調べれば論証できるような方法で吟味しているのが良いと思う。著者の何人かが、もともとは信奉者だったが、調べるうちに懐疑的な立場を取るようになったということも面白かった。
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オーパーツ、アトランティス大陸、UFO、MJ12、911陰謀論といった超常現象や陰謀論を懐疑主義から斬った一冊。と学会系の本で読んだことのある内容も散見されるが、よくまとまっているといえるだろう。各章に参考文献やリンクが掲載されている点もポイントが高い。気になるのはフィラデルフィア実験を扱った章。駆逐艦「エルドリッジ」について「戦艦」と書かれている。写真のキャプションと本文でも書かれているので、純粋にエルドリッジを「戦う艦=戦艦」と称しているようだ。戦艦という艦種がある以上、正確には「駆逐艦」もしくは「軍艦」と書くべきだろう。些細なことではあるが、その些細な点を突いていく内容なのであるから注意して欲しかった。
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超常現象を扱った本は多いし、実際、僕もそっち系の本を読むのは好きだ。しかしそういった本のほとんどは、超常現象をとにかく肯定する内容か、反対にとにかく否定しまくるかのどちらかの場合が多い。
さて本書はどうだろうか?
と思いつつ手に取ったら、
本書の立ち位置はとても中立だった。
常識を越えた理由で説明されている不可思議な現象、つまりは超常現象を、こういう考え方で説明ができるんじゃないですか、それにはこういう証拠がありますよ。と丁寧に問題提起してゆき、各項目の最後には参考文献を明記して自分の論がどこから来たのかもきちんと明示していく。
そんな中立かつマジメな姿勢で、
ちまたを賑わす42の超常現象を見ていくのが本書の狙いである。
僕が一番驚いたのは、きちんとした証拠があるのなら、超常現象の存在を認めてしまうという姿勢だった。
ネタバレになるかもしれないのでどの項目なのかは言えないけれど「これこれこういう証拠があるので、これは存在するだろう」と言ってしまっているのだ。
これはすごい。
本書は本当に中立の姿勢を貫いているんだな。
尊敬する。
http://loplos.mo-blog.jp/kaburaki/2011/02/asios_f51f.html
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オカルト好きな人にはどうなんでしょ?
説得力はあるし、事実しか書かれていないので
あぁ、あの話はウソ(本当の事じゃない)だったのかぁ。。。
って感じにはなります。
肯定的な人の本しか読んでいないと分からないことが
たくさん書いてあって良いお勉強になります。
それにしても、メディアによる捏造って結構普通にあるものなんだなぁと思いました。
意外と『これはないと思う』的な発言が多いのが微妙な感じもしました。
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面白かった。
一気に読み終わりました。
オカルトのTVや歴史上に出てくる、
有名なあの人やこの人の実態検証は
なかなか驚きますね。
貞子母親のモデルとか、
FBI超能力捜査官とか・・・
お金に余裕があれば、
続編も買ってみようかという
気にさせられた。
移動中の暇潰しに最適。
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世に有名な超常現象を客観的かつ公平に検証しているので結論に納得できます。
超常現象好きなら必読です。
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このジャンル好きにはたまらない作品
普段、超常現象なんなあるはずないやろ、なんて考えてる人には是非
読んでほしいですね。
満足度が高い一つです。
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この本では今まで超常現象として信じられてきた?事象を科学的に冷静に解明しています、この本によると殆どがニセモノだったり勘違いだったようです。昨年頃テレビでも話題になった預言者のカラクリには唖然としてしまいました、正直言って楽しみが少しへってしまった感は否めませんが、仕方の無いことかもしれません。
それでも、911関連については本当にそうなのでしょうかという疑問が少し残りましたが。。願わくば、この本で解説されている点について、誰かが反論してくれた本が発刊されれば是非とも読みたいところではあります。
以下は記録しておくべきと思ったポイントです。
・911においてツインタワーに爆薬が仕掛けられていたという制御解体という話があるが、制御解体は建物を自重で押しつぶすために地面近くから爆破するのが基本、ところが映像ではツインタワーの倒壊は旅客機が突入した部分からであり、制御解体の可能性は低い(p178)
・旅客機が突入していない7号棟の倒壊は、落ちてきた1号棟の破片によ衝撃や、7時間に及んだ火災の熱が原因、水道管が破裂したことにより消火活動が行えなかった(p179)
・保険料を満額(30億ドル)得たとされるシルバースタイン氏には契約により、債権義務が課せられていた、その費用は63億ドルであったためテロが2回あったとして倍額(30億ドル)要求した(p180)
・93便の乗客からかかってきた電話の多くは、乗客シート据付の航空機電話によるもの、77便の残骸、遺体もペンタゴンから発見されていてペンタゴンに突入したのは77便に間違いない(p181)
・月は内部物質が均一でなく、思い物質が偏って分布しているので、自転周期と公転周期が同期するため、最終的には同じ面を地球に向けるようになる、同様の特徴を持つ衛星は太陽系に限っても多く存在(火星、木星、土星、海王星にある衛星等)している(p256)
・月面には大気があるとできるはずの霞が一切無く、大気がないことは自明(p260)
・ジュセリーノが提出して確定日付によって証明される「文書」とは、正確に言えば「紙」である、持ち込まれた紙がその日に存在したことを保証するだけ、長崎市長殺害事件において、1997年に文書を持ち込んでいるが、2007年7月(事件の3ヵ月後)に詳細な文書を作成して登記所へ持ち込んでいる(p268)
・ハレー彗星は75年周期で太陽のまわりを回っている、前回接近したのは1986年2月であり、次は2061年5月、太陽から8800万キロ離れたところを通過する(P290)
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こういうのを読むとロマンは無くなるが冷静にはなれる。盲信しないというのは大切な事。それでも不思議なことはまだまだ残る。
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21世紀にもなってなお、世に陰謀説・オカルト詐欺は絶えることなく、良識ある大人は自衛のため、知のアップデートを余儀なくされる。2007年発足のASIOSによる本書は、昔からの定番ネタだけでなく、CG加工のような新しめの事例も紹介されており、連綿と行われてきた懐疑的視点からの報告の最新版と言って良い。続刊も読む。
各ケースにおいて、伝説と真相に分けた構成も良い。伝説パートはいかにも中二ごころがワクワクする、世界の驚異に満ちた語り口。この心地良いゆりかごにずっと身を委ねていられれば幸せなのだが、それは、面白くもない真実に向かい合うことを拒む子供の駄々なのだ。
このゆりかごから抜け出し、面白くもない真実を呑み込むことが出来れば、その先には本当の世界の驚異が待っている。
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中でもフィラデルフィア実験の真相が暴かれていたのが衝撃。
ディアトロフ事件も解明してほしい。
本書はシリーズ化されて、続編も何冊か出ているようです。
続編で取り上げているのだろうか。
http://sfkid.seesaa.net/article/461859804.html