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紙の本
種々様々なSF面白本の中から、今回は『アド・バード』と『ソラリスの陽のもとに』が読みたくなりました。
2009/07/04 14:25
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る
我が国のSF好きに捧げる本書を拾い読みして面白かった記事、印象に残った掲載文は、次の四つ。
◎北上次郎と大森 望の対談「<書評漫才>出前篇」・・・・・・ふたりのざっくばらんな、くだけた対談の雰囲気が楽しい。この対談の中からリストアップされた「初心者向けおすすめSFリスト」の10作品は、とてもいいチョイスだと思いました。
◎「書店員POP推薦 私たちSFの味方です!」・・・・・・上記ふたりの本読みの達人とはまた違った立ち位置から、この一冊のSF本を紹介したい、未読の人におすすめしたいって熱意がひしひしと伝わってきた。そこに、ぐっときました。
◎中村 融「へんないきものが出てくるSF Best10」・・・・・・私のお気に入りの一冊が、文庫表紙の写真とともに紹介されていたのが嬉しかった。山田正紀の『超・博物誌』(集英社文庫)。超おすすめっす!
◎椎名 誠「特別掲載『アドバタイジング・バード』」・・・・・・二段組、六頁ほどのこの作品については、作者による紹介文を引用させていただきます。
<これは今から三十七年前にぼくがはじめて書いた小説で、連載第一回となっている。でもこの「星盗人」という同人誌は創刊号で終わってしまったので次回まで続かなかった。作家になって十年ぐらいして『すばる』に「アド・バード」として連載開始。二年半かけて完結した。単行本『アド・バード』は翌年にSF大賞をいただいた。ここに載せた短編は若書きもいいところの幼稚な小説だけれど、編集部の要請によって目をつぶって差し出しました。> p.165
ミステリやSFといったジャンルの面白本を紹介、おすすめしている本書のようなムック本を買ってぱらぱらと拾い読みすると、俄然、その中で取り上げられている本をあれもこれもと読みたくなってしまう私。今回は、椎名 誠の『アド・バード』(集英社文庫)と、スタニスワフ・レムの『ソラリスの陽のもとに』(ハヤカワ文庫SF)を読みたい気持ちがむくむくと湧いてきて、気がつけば購入していました。特に後者、レムの世評高い名作は、読もう読もうと思って一体、何年経つんだ?!(Bomb !)
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