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火星パンダちとく文学 みんなのレビュー
- 火星紳士 (著), 上野家 ぱん駄 (著), ちとく (著)
- 税込価格:1,320円(12pt)
- 出版社:メタ・ブレーン
- 発行年月:2009.5
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紙の本
火星に行ったら聞いてみます
2009/05/17 20:28
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Flower - この投稿者のレビュー一覧を見る
よくもまぁ、こんな変な話を57編も集めたなぁ。ウソっぽいのに妙にリアル。短いけれど軽くない。笑えるけど残酷。日常的なのに非現実的。
たとえば『ダチョウ』。”コスプレ泥棒というのをご存知だろうか、俺はそれにやられた。”で始まるこの話。コスプレ泥棒って何なの?と読み始めたらもうおしまい。
『壁に耳あり』、『上書きしますか?』などなど、奇妙で恐くて深イイ(?)話がギュウギュウ詰めで、本棚に戻せなくなります。
そのほかにも『電気ポット・カー』(電気ポットの小説を書くために、デンキ屋へ行った男が見た恐ろしいものとは?!)『正しい強盗のやりかた』(何ごとも基本が大切。強盗をやりたい人もやりたくない人も必読)『虹を見てくれ!』(小学生時代の夏休み、思い出せます?)など。どれも1~2分で読める話ばかり。
読み返していると、ページの端っこに横書きの小さい字があります。最初気づかなかったのですが、これが小説本文へのツッコミ。笑いました。
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