投稿元:
レビューを見る
南インドの方ではヨーグルトをよっく食べる。ごはんとヨーグルトを混ぜてカレーと食べるんだ。。それはちょっと微妙だな。
インドでは料理は誰が作ったかは、とても重要。低カーストが作った食事を食べれば高カーストの人は穢れてしまうそうだ。
投稿元:
レビューを見る
2010年6月26日読了。インド・スリランカなどのカレーの本場を巡る。フルカラーで多くの食材やカレー料理の写真、レシピが紹介されており興味深い。インドにとっての「カレー」とは我々にとっての醤油や味噌のようなもの、あって当たり前であえて意識するようなものでもないようだ・・・。インドの中でも南部料理は魚介を活かしており日本人の口に合うなど、様々な個性があるもののようだ。場所によっては、牛肉を使ったカレーも供するらしい。インドは一面的には捉えられない国だな。
投稿元:
レビューを見る
この本は、まったく難しい本ではない。
著者の体験と、各地方の“カレー”の特色、そして簡単なレシピが掲載されている。
各地方の“カレー”は、同じ名前で括っていいのかと思うほど多様。材料も違えば、見た目も違う。
そこに著者は、それぞれの特色がどうして生まれたのかを歴史的・地理的な背景を含めて説明している。ここがこの本の最大の魅力だと思う。
例えば、ヴィンダールーというワインビネガーをふんだんにつかった料理は、もとはポルトガル料理だとのこと。
その背景には、この料理が生まれたゴアという都市が長らく(1961年まで)ポルトガルの植民地だったことが大きく関係している。
その歴史が無ければ生まれ得なかった料理なのだ。
身近なものにも歴史はある。
カレーを通して、インドの地理と歴史を見ることで、「食」からみる歴史は意外に深かった。
勝った負けただけで描く歴史よりよっぽど面白い。
投稿元:
レビューを見る
デリーでお世話になっているお寺のお坊様に借りた本。この本の写真を担当された方がきたということで。
いつ、どこで、カレーができたのか、インド史研究家の作者が歴史、文化、綺麗な写真とともに記しています。
投稿元:
レビューを見る
インド料理の基礎知識はこれでばっちり!な本。
インドを旅すればどこでもみかける(であろう)インド料理の基礎知識が写真&レシピ入りでばっちり紹介されています。
スリランカ料理なんかもさりげなく入って来ますがそこは気にしないで。
著者さんも奥さん共々実際にインドで生活されたことがある方で、旅行記とはまた違った形でインドの見聞を得ることができます。
投稿元:
レビューを見る
南インドに調査旅行に行くに際して読みました。
さすが辛島先生。わかりやすく、面白くインドの食文化、民族、言語のことを描き出している。
投稿元:
レビューを見る
読み終わったらカレーが食べたくなって、次の日のランチはインドカレーにした。ベンガル地方のクラッシュ エッグのカレーが好きだな♪( ´▽`)
投稿元:
レビューを見る
今夏、スパイスカレーにハマってしまい、それで手に取ったカレー本の一つが本書です。とりあえず美味しいお店を食べ歩くだけですが、いずれ自宅で作ったり、インドなど現地のカレー料理も味わってみたいと思いました。後は一歩踏み出すだけです。
投稿元:
レビューを見る
特に手食の考え方について、非常にすっきりとわかった。
いやそれにしても、カレーが食べたくなるのである。
投稿元:
レビューを見る
専門家が、自分の学問とかその周辺のことについて、素人にわかりやすく語る、という私の好きなパターンの本。著者の専門は南アジア史だそうで、インドのカレーについて紹介しつつ、インド文化についてもわかりやすく語られている。平易な語り口だけど、深い専門性がにじんでいて読みごたえがあった。
本書には「東アジアを飛び立った飛行機が、ミャンマーとインドとをへだてるアラカン山脈を越えれば、そこにはちがう世界が出現する」というくだりがある。著者は若い頃研究者として、奥さんと幼い子どもとともに数年間インドに滞在し、二人目の子どもはインド生まれだそうだ。異国の地、しかもインドという「ちがう世界」で、さぞいろいろな苦労があっただろうと思うが、ここでは現地の人に料理を教わったことなどがさりげなく綴られている。著書がたくさんあるようだが、そのあたりのことを書いたものがあるなら読みたいように思った。
投稿元:
レビューを見る
インド各地のカレーを紹介。
その地方ごとに、なぜそういうカレーが出来上がったのか、地理的・歴史的背景から解き明かす。
著者自身がインド滞在時に習ったカレーの作り方も写真入で説明されている。
投稿元:
レビューを見る
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA90374169