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図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
17世紀スコットランド。ハイランドのマグレガー・クラン(氏族)と、キャンベル・クランは、300年前からの宿敵同士。キャンベルの現族長の姪ケイトも父親を“悪魔”とあだ名されるマグレガーの族長に殺され、密かに剣の修行を積んでいた。ある時、ケイトはマコールという別のハイランド兵に襲われたところを、炎のようなたくましい戦士に救われ、戦場から脱出する。たちまち抗いがたい力で惹かれ合うふたり。―だが、ケイトは知らなかった。彼こそがマグレガーの族長、カラムだということを。そして彼がケイトの叙父をおびき出すため、彼女を掠ったということを…。ポーラ・クイン日本初登場!霧の中の運命の恋物語。
Laird of the Mist by Paula Quinn
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17世紀のスコットランド。数百年、戦いを続けているマグレガー×キャンベルの史実が背景に使われている。幼い頃、村人、両親を殺され、妹とともに9年もの間、幽閉、拷問を受け生涯消えることのない地獄を見た族長カラム。復讐にとりつかれ、キャンベルを根絶やしにしようとしていたが、偶然にも仇の孫であるケイトの命を救い、やがて心を奪われてしまう。信念を曲げてでも愛を貫いたカラムと、カラムを深い心の葛藤や復讐心から解放し笑顔を取り戻させたケイト、素晴らしいパートナーでした。カラムの妹や、カラムを支える友人達の個性も光ってた。感動の一冊!
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★3.5
300年前から宿敵同士だったマクレガーとキャンベル。
キャンベルに両親を殺され妹と共に幼い頃監禁されたことのあるマクレガーの族長のヒーローは、キャンベルに復讐を誓う。
そしてキャンベルの伯爵を誘いだすために伯爵の姪であるヒロインをさらう。
旅の道中でお互い惹かれ合うけどヒーローがツンデレながらもメロメロで楽しい。
ヒーローだけでなく、復讐に燃えるヒーローの心を優しく時に強く溶かしていったヒロインもよくてサクサク読めた。
ヒーロー周辺のキャラクターも立っていて、中でもハンサムな女好きの友人が◎