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ERや24が好きな人は是非。
自殺志望の少年と、それを阻止しようとする少年少女達が東京を
舞台に追いかけっこするだけと思ったら、もっと大事に発展。
登場人物が多数登場するけど、各キャラが立っているので、
実にすんなりと読めます。
1巻2巻が同時発売で、次の3巻が待ち遠しいです。
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▼最近、みんなが面白いというものと、面白くないというものに、さして差がないことに気づいた。面白くないということは、読んでないということと同じ意味なんだってことがわかってきた。
▼閑話休題。新城カズマさんの新作。蓬莱学園シリーズの頃……つまり、ラノベがラノベじゃなかった頃から大好きな作家さんです。あらすじから、多分、私の大好きな『街』形式の話になるんじゃないかと推測。超期待。
▼半分まで読了。蓬莱学園シリーズは、人と人とのコミューンが横に繋がっている印象だったんだけど、これは、徳永準のメールをつたって川のように縦、って感じ。繋げてるのはメールでのネットワークと、人の足だね。まあ大体マーチが広げてるんだけど。
▼さくっと読了。今のところキャラクターは、①捜索隊②推理組③イレギュラー の三つで構成されていて、①マーチ・在所、私市・マリエ、②笹浦、イスミ・ミツハシ③アキホ・枯野、オサリバン愛……って感じか。で、黒幕であるところのイスミが動き出して、一巻は幕。まだ序盤なので、盛り上がりは特にない。二巻読まないとなんとも。(09/10/9 読了)
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「死」をめぐる物語。
自殺サイトで知り合った「17」と自殺することにした徳永準。
待ち合わせは大晦日の新宿。
最後に学校の友人に遺書をメールで送ろうとしたが、新宿の雑踏で携帯電話をスリに盗られてしまう。
書きかけの遺書が送信され、その遺書メールは蜘蛛の巣状に友人の友人へ送られ、「捜索隊」が作られる。
徳永は徳永で、携帯をなくしたことで「17」との待ち合わせ場所がわからなくなってしまう。
捜索隊は徳永を見つけられるのか?
徳永は17と出会えるのか?
日本版「24」とでもいうべき、一人称がどんどん入れ替わり、スピーディーに進んでいく物語。
どんどん読んでしまう、久々にラノベで面白かったー。
推理はついったー#15c24で!
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まだ1/6[冊/冊]の途中なので最終判断は後になりますが、
各登場人物が出揃ってちょうどおもしろくなっ・・・!って所で「続く」。
あとがきに著者がこの先「おもしろい」と自ら断言していたので、
そんなにか、と。そこまでいうなら読んでみたい。
そんな期待も込めてまだ序章ですが★4つ。
内容は
主人公少年が大晦日に心中を試みようするが、その情報がその他登場人物に知れ渡ってしまう。
様々な理由で心中を止めようとする登場人物たちそれぞれの視点で描かれながらストーリーが進んでいく。
同じ出来事でも視点が違えば捉え方も異なる。
登場人物みんな高校2年生ながら境遇が異なるがゆえに、思いも異なる。
そんなところも「ふふん」と楽しめる。
たしか15日×24時間という意味のタイトルで、
読み終えた段階ではまだ1日目の正午過ぎ。
まだまだ先は長い。
今後に期待します。
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2009/12/2009-2aa0.html
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一人の少年を中心にして(むしろ置き去りにして)進む群像劇。キャラクターはラノベっぽいようでラノベっぽくない変な感じ。確かにこれは続きが気になる。
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書評を読んで気になったので購入。つか品薄だなぁ
まずは新城カズマ氏がまだ作家を続けておられたことに喜びを感じた。
中高校時代に読んだ蓬莱学園が懐かしすぎる。
そんななかこれはラノベの風をしているがなかなかにシリアスなお話。続きも気になる。
15×24てタイトルは結局15人の24時間を描いたというべたなタイトルなんだけど、15人のかき分けもなかなかで安心して読める。まだ最後まで読んでないけど現状でもお勧め。
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2010 2/27読了。Wonder Gooで購入。
1巻だけ買ってきて、2巻以降を買ってこなかったことを悔んだ1冊。続きが気になることこの上ない。
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<15人の24時間! 渾身の一日。問題作!高校生・徳永準の自殺予告メールがネットに流出。友人・笹浦は東京のどこかにいる彼を止めようと捜索隊を結成する。ライトノベル史上〈もっとも長い一日〉がはじまる!! >けっこう話題なラノベということで。小説としての作り方が面白くて、かつ先が気になる作品になっている。ただ、基本口語調なためか若干読むのがしんどかった。
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富士見ファンタジアの「狗狼伝承」や「ジェスターズギャラクシー」といった
浪漫的な作品を読んできた身としては
作者がこういう作品も書けるという事自体が一つの驚きでした
時代がかった言葉遣いがこの作者の持ち味かと思ったのですが
本作ではそれは見る影もなく若者言葉に取って代わられています
内容としては、群像劇という形になるのでしょうか
一応徳永の自殺が軸になっていますが
主人公はどちらかといえば彼を止めようと奔走する人たちのようです
純粋に止めたい人、止めて喝采されたい人、訳あって止めに走らなければならない人、
止める気なんてなくてただ死を目撃したいだけの人
それぞれの思惑が噛み合い、すれ違いながら
それぞれの行動によって物語は進行していく
各人が明確な役割をこなし、しかもそれぞれに魅力的
物語は、新宿から下り中央線へ
1巻でわずか3時間しか進まなかった本作、最後まで読もうと思います
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東京を舞台に15人もの群像劇、と聞くと「デュラララ!!」を
思い出しますが、こっちのほうがイマイチです。
デュラララ!!に比べ、メインと呼べる人物がいるとは言いがたいからか、
(強いて言えばこの巻の表紙の男の子?)
誰にも感情移入出来ず、かなり読むのがしんどかったです。
正直続きを読まないと何ともな話なのですが、続きを読む気に
あまりなれないので、評価なしで。
群像劇だからこそ、主人公が欲しかったかなぁな感じ。
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群像劇としてはまあまあ。まだ起承転結の承あたりなので何とも言えませんが。
ぱっと見で見たことないような名字が多い所為か人名が非常に覚えにくいのと読んでいてスピード感を全く感じない。劣化成田良悟と言われているのも分かる。link twoに期待。
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どうも新城カズマ氏の文章とは相性が良くないらしく、読みなれるまでにやたらと時間が掛かった。いずれにしても、この巻だけじゃ区切りも良くないので、二巻も続けて読むかね。
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男子高校生から繋がっていく仲間のネットワークは、友人の自殺を食い止めることができるのか。いろんな登場人物の視点から事件を追っていく。
1巻では、自殺予告のメールが知れ渡ってしまいます。東京は広いね。
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プロットは面白いんだけれど、文章がめんどくせーーーー。脳内の思考が整理されずにそのまま文章になってる感じ。例えば火田七瀬がうっかり他人の脳内を見てしまって思考の奔流に晒されてしまったような。恩田陸の『ドミノ』を彷彿とさせるような疾走感。(実は恩田さんで読みたかったかも)
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海外ドラマ『24』のように、リアルタイムで物語が進行し、登場人物それぞれの視点で細かくシーンをつないでいく構成。
構成が先行しているためか、いまいち乗り切れないまま一巻が終了。
キャラの配置も悪くはないと思うんだけど、いかんせん、それぞれのキャラの行動理念、動機がよくわからないと言うか。
みんな、「人を救う」という点においてなんの疑問も差し挟まず、一足飛びに結論に向かっていて、ちょっとついていけない。
とはいえシリーズ物の一巻目だから、要するに顔見せなのかな、とは思ったけど、一巻目だからこそ、しっかりと、ストーリーそのものの魅力とか、ミステリ的にとにかく大きな謎、もしくは、細切れでなく、もっとしっかりしたキャラクター造形を出すとか、とにかく何でもいいから安易に食いつける要素を出してくれないと、とっつきにくいなあ、とは思った。
続刊まで含めてなら、評価は変わるかも知れません。
が、今のところ続刊を読む予定は、残念ながらないです。
食指が働くか否かというのは、とても大事だな、と思った。