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紙の本
至って「ふつう」のことが書かれています。
2010/10/17 14:57
62人中、54人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
発売以来、常にレシピ本ランキングの上位をマークしている本書。テレビでも度々取り上げられ、ご存知の方も多いだろう。本書に掲載されているレシピを実践して痩せた、との報告も多く寄せられているようである。
そんな素敵な噂満載の本書。実は知人からの頂き物である。
「やっぱりね。いい本だものね。プレゼントに最適よね。」
そう思ったそこのあなた!甘い!!その知人はわたしにこう言って寄こしたのだ。
「さっぱり役に立たなかった」
役立たない本を人に譲る方も譲る方だが、貰う方も貰う方である。といってもわたしの場合、本の蒐集が趣味であるので、1200円もする本をタダで手に入れられる!という点で断る理由はない。それに…これだけ話題の本である。好奇心というか興味を抱かずにいられるわけがない。
とタダで仕入れた本に目を通してみた。
「ほんとだ。役に立たないかも」
良い噂ばかりを耳にしていたので、読む前に随分ハードルをあげていたせいもある。しかし一通り目を通して、がっくりしてしまった。だって、目新しいことが何もないのだもの。
本書で薦められているレシピの大きな要素は――薄味。歯ごたえ。たっぷりの野菜。トースターでの揚げ物。
これ、残念ながら全て実践中である(トースターでの揚げ物はカロリーオフというよりも油の処理が面倒臭いという無精者的理由からという違いはあるけれど)。加えて、これもまた非常に残念なことに「一食分」として載せられているボリュームが、わたしとっては「多すぎ」る。
つまり、もしもわたしが本書に掲載されているレシピを31日間実践したら、1か月で確実に増量してしまう。そして、わたしに本書をくれた知人も然り。
誤解してほしくないので敢えて文字を強調して書くが、本書の記載レシピがよろしくないと言っているわけではない。「500キロカロリーに抑えられたボリュームたっぷりの定食」というコンセプトは素晴らしいと思うし、空腹に苦しむことなく痩せられるレシピであることも間違いない。
しかし、ここまで取りざたされることなのだろうか。だって、なにひとつ特別なことを言っているようには思えないもの。
と、このままでは反感を買いそうなので(基本、長いものには進んで巻かれる小心者です)ちょっと補足説明を。
まず目の前にある要素の確認から。
1タニタの献立を食すると痩せるという事実。
2タニタの献立は特別なものではないという事実。
31と2の要素から導き出される解――普通の食事をすれば痩せられる。
今度は今出た3の解の反対解釈をしてみる――普通の食事で痩せられるということは――4人びとは普通ではない食事をしている。
そして4でだした解釈に、本書が薦めているレシピの要素――――薄味。歯ごたえ。たっぷりの野菜。トースターでの揚げ物。――をいちいち当てはめてみる。
するとこうなる。
濃い味付け。
歯ごたえのない食べ物。
少なすぎる野菜。
油の過剰摂取。
まぁ、「普通」という言葉の定義を定めていないので根底が危うい式ではあるのだけれど、本書が売れる背景には、現代人の「食」に関する問題が浮かび上がってくるとは言えないだろうか。
要するに、多くの人の食生活はバランスが悪いのだ。色んなものを摂りすぎ、そして色んなものを摂らなさすぎる。アスリートや重大な持病を抱えているわけではないのだから、毎日毎日細かい食事コントロールをしろとは言わない。ドカ食いに自棄食いする日だってあっていい。飲み会で飲みすぎる日もあるだろう。ジャンクフードが食べたくなる日も、濃ゆ~い味付けのこってりラーメンを夜中に食べたくなることだってある。それはそれでいいのだとわたしは思う。でもそれが毎日じゃ、駄目なのだ。
毎日の食事において、心のどこかで少しでも「身体のこと」を考える習慣が身につけておけば、やれカロリーだと騒ぐ必要なんてないのでは…と、そんなことをふと感じた一冊だった。
紙の本
「ご飯は汁ものの左側」であってほしい
2010/08/11 21:18
46人中、31人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mikimaru - この投稿者のレビュー一覧を見る
低カロリーメニューの本にさほどの関心はないのだが、最近になってネットで話題になっているように思い、以前に立ち読みした程度だった本書を、改めて購入してみた。
ぱらぱらとめくるうち、なぜ以前に購買意欲がそそられなかったのか、わかったような気がした。写真が暗い。故意なのだろうか。かなり地味に写しているが、なにか理由もしくは狙いががあるのだろうか…? 体にいいメニューが「地味で質素」ではないはずだ。これらメニューはどれも、光のあて方や器で、もっときれいになる。あえてそうしないのだとしたら、なぜか。
さらに気になって仕方ないのが、ざっと数えて約半分の写真が「ご飯茶碗が汁ものより右にある」ことで、仮に茶碗が左にあっても、さまざまなおかずなどの位置関係で汁ものが妙な場所にあったりする。ご飯が左にありさえすれば可として数えても、最初のページからP.80までのあいだ「ご飯が左」は、32メニューのうち17のみだった。
たしかに、決まり切った置き方をしていれば変わり映えがせずに地味に見えるかもしれないが、それならば上述の通り、他の面でいくらでもカバーができると思う。ご飯は左として育った世代には、見ているだけで何やら気持ちが落ちつかない。
さて、内容であるが:
P.14のヘルシーレシピ調理のコツによれば、油分カット、塩分カット、低カロリー食材(肉類は脂身の少ない部分)の使用と、満腹感が基本の柱。基本的に量は控えめだが、野菜が多めなので、よく噛む習慣をつけることで満腹感を導き出せるとのこと。
ご飯、汁もの、メイン、サイドディッシュ(二種類)で、合計が500kcal前後になるようにメニューが組み立てられていて、それぞれのおかずにカロリー表示がある。ご飯は量によって160k〜240kcalとして換算するため、メニューで紹介されているおかず類の合計は、それを引いたもの(たとえば300k〜350k前後)で表示されている。
レシピはふたり分、表示カロリーはひとり分。健康が気になりはじめた中高年夫婦のふたり暮らしなどに、適した構成だろうか。
社員食堂のメニューを家庭向けに再現したものという制約があるためかとも思うが、1品目あたりの材料をもっと減らして品数を増やしたらもっと美味しそうだと思えるメニューがいくつかあった。たとえばP.77の「ささみのほうれん草ソース」だが、ひとりササミを1本にして、ごぼうとにんじんのサラダの量も減らし、緑黄色の蒸し野菜をつけたら見た目も美しいのではと思う。
定食形式で食事を用意する時間がない人のために、ライスとおかずが一体化したものなどの単品料理が、P.84以降に裏メニューとして掲載されている。
紙の本
ダイエット目的よりも、健康的に過ごす為の本
2010/09/29 20:35
13人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Keiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
カロリーを押さえてダイエットしよう!みたいなレシピ本などは多くある物の、実際ダイエットに欠かせない体重計や体脂肪計などの会社が、レシピ本を出すと言う事は今まで無かったと思います。
本屋さんでもダイエット特集を組んで、別枠で陳列されているところにこの本は置いてありました。
普段の食生活の中でカロリーを落すといえば、油物を控えるとか揚げ物を控える、甘いものを食べないなど様々有るかと思いますが、食べたい時には食べたいわけです。
色々とダイエットレシピ本は今までにも購入して来ましたが、どれも長続きするようなものでは有りませんでした。
今回このタニタの社員食堂の本は、私自身の感想で言えばダイエットを目的とした本と言うよりも、メタボ対策や健康的な食生活を心がける方に最適な本といえるかと思います。
中身は写真付きでレシピなどが掲載されてはいますが、何と言うか普通の家庭では先ず持って実践は無理、長くは続きません。
何しろカロリーを押さえると言う点で、材料がとても半端な数字。
家族人数分に計算しなおして作れば良いのでしょうけれど、忙しい主婦の方には一々量ってやってられないと思います^^;
そして野菜高騰のこのご時世、1食に沢山の食材は使えません。
やはり社員食堂と言う事で、材料も大量に使うでしょう。
なかなか個別の家庭での実践は出来そうにありませんが、健康的な食生活をおくりたい方や、病気療養中の方などは食事改善で効果があるかもしれません。
副菜にせよ、汁物にせよ、カロリーがきっちりと書かれていますので、糖尿病などの食事療法には使えるのではないかと思います。
プチ食事療法と称して1週間だけお試しでやってみても良いかもしれません。
やはり楽して痩せる事は無いと言う事ですね^^;
紙の本
ダイエットにはいい
2016/09/28 15:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DnDn - この投稿者のレビュー一覧を見る
月ごとに旬のレシピが紹介されています。結構作りやすい方です。
食べると美味しくて、結構満腹感もあります。
ただ、このレシピを毎日っていうのは、ダイエット中の人や健康にかなり気を遣っている人じゃないと難しいと思いました。
紙の本
参考に
2016/05/15 16:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごく話題になっていたので購入。メインだけでなく副菜がいろいろ掲載されているので
一品増やす参考に。
紙の本
料理の写真が暗い
2013/03/29 19:04
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:oranje77059 - この投稿者のレビュー一覧を見る
せっかく話題になった料理本なのだから、もう少し明るい写真にならなかったものかと残念に思います。味やカロリーは問題ないんですが、あまりに地味な写真で全体的に茶色いし、照明も暗いし、おいしそうに見えません。もう少し見るだけで楽しめる工夫をしてほしいと思いました。