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hontoレビュー

「戦地」に生きる人々(集英社新書)

「戦地」に生きる人々 みんなのレビュー

新書

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みんなのレビュー5件

みんなの評価5.0

評価内訳

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5 件中 1 件~ 5 件を表示

2010/11/03 00:44

投稿元:ブクログ

世界にはまだまだ平和に暮らせない人がたくさんいるんだ。
チベット、ハイチ、チェチェン、ミャンマー。日本だけがこんなに平和でいいのか。
日本政府はビルマ難民をようやく公式に受け入れるようになった。これからもっと受け入れるべきだ。
ロシアとチェチェンの争いの根は深い。スターリンが第二次大戦末期にナチスドイツに協力したという理由で、チェチェン人をカザフスタンなどへ強制移住させた。
かつてユダヤ人は迫害されていたのに、今ではユダヤ人がパレスチナに対して同じこと、いやもっとひどいことを繰り返している。

2010/10/05 23:27

投稿元:ブクログ

フォトジャーナリスト7人によるチベット、ビルマ、マーシャル諸島…各地からの報告。彼らの厳しい状況と、生き抜く強さにガツンやられる。「~人々」、名のある彼ら個々の顔が見える。取材対象としてだけでなく個人的な強い信頼関係にあるのが印象的。
彼らしか提供できない情報を、もっと詳細に知りたい。映像や写真をもっと観たい。我々のこういう欲求が高まることで当然、発表の場が広がり、活動を支える。逆行しませんように。 そして、知るのは権利ではあると同時に、何らかの義務を負うことでもある。追い続け、向き合い続けることなど。再確認。

2014/10/08 20:21

投稿元:ブクログ

[ 内容 ]
六〇年の人生をパレスチナ難民として生きてきた女性は語る。
「大勢の同胞を失った。
でも新しい世代も大勢生まれた。
私たちはあきらめない」。
戦火にさらされ、理不尽な暴力に支配されながらも、人間としての誇りを失わずに生きている人々がいる。
本書は、大マスコミが足を踏み入れない世界の「戦地」に単身潜入し、その地に生きる市井の人々の声を届けるべく活動してきた、ジャーナリスト集団の取材報告である。

[ 目次 ]
まえがき 見知らぬ人々の悲劇ではなく
序章 「閉ざされた声」を届けたい
第1章 チベット―人々の祈り
第2章 ビルマ(ミャンマー)―辺境から見る軍事政権
第3章 マーシャル諸島―蝕まれてゆく島で
第4章 ハイチ―聖地の村で
第5章 チェチェン―闘う女性たち
第6章 レバノン―境界線に生きる
第7章 パレスチナ・ガザ―封鎖下に生きる人々

[ 問題提起 ]


[ 結論 ]


[ コメント ]


[ 読了した日 ]

2015/12/21 15:33

投稿元:ブクログ

六〇年の人生をパレスチナ難民として生きてきた女性は語る。「大勢の同胞を失った。でも新しい世代も大勢生まれた。私たちはあきらめない」。本書は、マスコミがなかなか足を踏み入れない世界の「戦地」に潜入し、その地に生きる人々の声の取材報告。

2016/01/15 23:00

投稿元:ブクログ

フォトジャーナリストとビデオジャーナリストの集団、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(2002年設立)に所属するジャーナリスト7人による、2010年の世界の戦地・紛争地で生きる人々の取材レポートである。
まえがきで、堤未果は、「伝達手段がハイテク化し洗練されるにつれて、ニュースもまた<商品>のひとつとして届けられるようになった。機械的に、又は意図的に、悲劇は記号化され、生死は数値化される。商品価値のない現実は存在しないことと同義語だ。センセーショナルな情報が高速で流れては消えてゆく社会は、受け手の感覚を麻痺させ、いつしか私たちを<いのち>に対する謙虚さや、<自分自身>から切り離してしまう。無関心が人を殺し、ジャーナリズムが暴力になる」と、現代のジャーナリズムの最大の問題を極めて的確に表現し、本書を「世界の果ての、およそ誰も顧みない場所から聞こえてくるささやかな声がある。それらをすくい取るために、危険を承知で紛争地や被災地に飛び込んでゆくジャーナリストたち」の届ける声としている。
本書に収められた取材は以下である。
チベット~人々の祈り、ビルマ(ミャンマー)~辺境から見る軍事政権、マーシャル諸島~蝕まれゆく島で、ハイチ~聖地の村で、チェチェン~闘う女性たち、レバノン~境界線に生きる、パレスチナ・ガザ~封鎖下に生きる人々
2012年にシリアの内戦取材中に銃撃で亡くなった山本美香氏も、2015年にISに捕えられて殺害された後藤健二氏も、その使命感と思いは同様だったに違いない。
冒頭で、同協会のメンバーは、2003年4月にイラクで市民たちの抗議デモに米軍が発砲する事件が起きていたとき、日本の大手メディアは、どこの動物園にもいるアザラシのタマちゃん報道のために、イラク戦争報道を大幅に削っていたことに疑問を呈しているが、まったくその通りなのだ。
一人でも多くの日本人が、世界で起こっていることに関心を持つきっかけとなって欲しい書である。
(2010年10月了)

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