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出版社/著者からの内容紹介
「お母さん、ひとりで悩まないで!」
お子さんがアトピー性皮膚炎と診断されても、心配することはありません。 だれでもできる"正しい治療法"で、かゆみも湿疹もなく、すぐに眠れるようになります。
病気についての基本的な知識や、石けんの選び方、体の洗い方、薬のぬり方、家の中のアレルゲン対策のポイントなど、子どものアレルギー専門医が、イラスト入りでやさしく教えます。
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アトピー性皮膚炎の治療はとても難しいというイメージがありませんか。
ですが、「ガイドライン」という治療の"教科書"にそった適切な治療──治療の三本柱──をしっかり行えば、みんなかゆみも湿疹もなく、「つるつるスベスベ」の肌を取り戻します。
【治療の三本柱】
□ていねいな「スキンケア」
□薬を正しくぬる「薬物療法」
□原因・悪化因子をとりのぞく
この本の前半では、病気の基本的な知識や、具体的な治療法、よくある間違いなどについて、忙しいお父さん、お母さんでもすぐにわかるようにイラストと簡単な言葉で、やさしく説明しています。
本の後半では、アトピー性皮膚炎とはどんな病気か、そしてステロイド薬の誤解と正しい使い方、スキンケアQ&A、いい医師の見つけ方など、必要な知識をわかりやすい文章でしっかりと説明しています。
また、パラパラめくるだけでも理解できるように、ページ余白にはポイントを掲載。
【この本で紹介しているポイントの例】
◎アトピー性皮膚炎について
・アトピー性皮膚炎は、かゆくて、長く続く湿疹
・発症のきっかけはドライスキン
◎スキンケア
・ふつうの石けんをよく泡立てて洗う。
・保湿剤は、おふろ上がり、体が乾く前にぬる。
◎薬物療法
・ステロイド薬の使い方の原則は、「最初にたっぷり使って、ゆっくり減らす」。
・薬の強さは5段階。症状やぬる場所で使い分ける。
「アトピー性皮膚炎は、病気をよく理解して、根気よく治療を続けることが大切です。 この本でいっしょに理解を深め、正しい対応を始めましょう」〔「はじめに」より〕
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とても良い本でした。
ちょっと気になったのは、読者への呼びかけが「お母さん」のみであったことです。アトピー性皮膚炎は症状のある子どもと母親だけで取り組む相手ではなく、家族みんなで付き合っていくものだと思うので、母親だけに限定しない方がより良いと思いました。
でも全体としては非常に参考になる内容で、イラストも分かりやすく、重要なポイントが繰り返し記載されている点も好印象でした。アトピー性皮膚炎の治療を始めるにあたり読むのに良い本だと思います。
私自身が小さい頃からアトピー性皮膚炎に悩まされてきたので、もしその時にこの本があり、両親がこれを読んで「スキンケア」「薬物療法(適切な強さの薬を適切な回数や期間、適量塗ること)」「環境改善(こまめな掃除など)」の重要性を理解していてくれたら良かったのになと思いました。
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住いから近い小児病院に、鳴り物入りで赴任してきた、アレルギー第一人者の専門医。どんな方か知りたくて読んでみた。暖かい目線で新米ママに語りかけ、昔の新米ママの私が育児時代に居てくれてたら、頼りにしてたのに残念だ。
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いろんな対処法とか書いてるんだけど、なんかねえ、根拠がないんだよねえ。
専門家が言うからそうなんだろう、と普通に思える人には良書かもしれないけど、僕から見たら「これは事実なの?意見なの?」とよくわからない内容で、もやもやがたくさん残ってしまった感あり。