投稿元:
レビューを見る
パティシエのヒロイン。侯爵ヒーロー。身分違いだが子供時代をともに過ごした間柄。ヒーロー兄弟とヒロインの微妙な三角関係はそれぞれの立場や想いを遂げられないまま突然切れてしまった。不安定な思春期に身内を亡くしたヒロインがその後世間の荒波の中どんな人生をおくってきたのかと考えると ヒーローの冷徹な行動を批判したくもなるのだが 彼の不器用な生き方や性格を知ると その長い長い恋がかなって良かったなぁと思った。
投稿元:
レビューを見る
変に打算的じゃないヒーローが良かった。過去の出来事はひどいが堅物侯爵だし許せるかな。3作ちゅうでは1番好きです。
ラストはちょっと不満かな?ずっとパティシエの夢めざしてたのに簡単にあきらめちゃっていいのかしら。
投稿元:
レビューを見る
最初はあまりに頑ななフィリップの態度に腹立たしく思えたが、主人公二人の思い出や切ない想いがわかってくると、最後はハッピーエンドで良かったなと思えたので、作者の勝ちかな。不器用な生き方しかできないフィリップの最後の捨て身の態度にはマリアも降参するしかないよね。
投稿元:
レビューを見る
ヴィクトリア時代の働く女性をテーマにした、ガールズ・バチェラー(独身女性)シリーズの3巻です。
3巻とはいえ、店の出資者の友人として2巻でのヒロイン・プルーデンスが少し登場する程度なので、この巻だけでも楽しめます。
使用人と侯爵という越えがたい身分差は、リアリティーに欠るような気もしますが、ヒロイン自信の孤独や苦労が深かっただけに、懸命に築いた自分の店という杖を失う覚悟を決めて彼の胸に飛び込むラストの瞬間がとても素敵ロマ。
顔を合わせれば火花を散らす、喧嘩カップルです。
鬼ロマ好きならオススメ。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4996.html