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紙の本
何人、語り手がいるんだよ!
2022/12/06 09:17
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
カリブ海に面しているある国のお話、主人公である大統領の名前は不明、だが、かなりのマザコンで、宝くじの不正に加担させた2000人の子供を船に載せてダイナマイトでふっとばすというとんでもなく悪い奴であることは間違いない。読み始めると、この物語の語り手「われわれ」というのは誰のことなのかとまごつく、それどころか「わし」とか「わたし」とか「おれたち」とかいろんな語り手が乱立してくる、しかし、よく考えればガルシア・マルケスなのだ、語り手が何人いようと関係ないのだ、「俺にもなにか言わせろ」と新橋駅前の街頭インタビューで横入りして語りだす酔っ払いのサラリーマンが登場してもいいのだ。だんだんと作者の文体にはまり込んでいく気持ちよさを感じた
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独裁者小説の白眉
2019/02/27 19:31
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投稿者:はるはる - この投稿者のレビュー一覧を見る
独裁者を主人公とした小説は他にもありますが、これが一番という気がします。これまで3回読みました。小説中、荒唐無稽なことばかり起きますが、それでもというか、それゆえなのか、読ませます。これぞ、マジックリアリズムというものでしょうか。
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立ちこめる花の匂い
2015/08/31 23:57
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投稿者:mooonday - この投稿者のレビュー一覧を見る
「百年の孤独」を読んでガルシア・マルケスにはまってしまい、「我が悲しき娼婦たちの思い出」「コレラの時代の愛」を経てこちらを読みました。
6章に分かれてはいますが、各章改行一切無しの1パラグラフという構成(どのページを開いても文字で真っ黒)&ころころ入れ替わる主語に読破できるか不安になりつつ読み始めましたが、第1章を読み終える頃には慣れてさほど読み辛さを感じませんでした。いや、むしろこの複数視点からの独白スタイルのリズムにのめり込んでしまいました。
他の作品もでも感じましたが、マルケスの物語の最後の締め方が好きです。読後感がいい。
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正直・・・
2020/01/04 16:57
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投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直読んでいる途中に何度も心が折れそうになりました・・・。
む、難しい・・・。
またいつか読み始めた時にすっと心にしみこんでくれることを願っています。
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むずかしい
2012/06/21 16:21
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投稿者:K・I - この投稿者のレビュー一覧を見る
改行がすくなく、
密度の濃い文章がつづくのに、
ついていけませんでした。
内容がおもしろくないわけでは決してなく、
ただこちらの読む技量が足りなくて、
途中で、挫折しました。